*官邸
12月25日夜に菅義偉首相が官邸に戻り、異例の緊急協議を行いました。
新型コロナウイルスの変異種を確認したとの情報を受けて、菅首相は25日夜に首相官邸で田村厚労相と協議。田村厚労相に対応を指示した上で、今後の対策なども話し合ったと見られています。
菅首相が夕方に記者会見を行った直後の確認報告ということもあって、かなり官邸は慌ただしい状態だったようです。
一方で、現時点での緊急事態宣言は否定しており、記者会見でも菅首相は「緊急事態宣言を考えていない」とコメントしていました。
少なくとも新型コロナウイルス特措法改正案の成立を優先するとして、そこまでは緊急事態宣言を発令することは無さそうです。
ただ、新型コロナウイルスの変異種は単純に感染力が70%増となっているわけではなく、一定数の感染者に増えると4~5倍の勢いで激増します。
イギリスにおいて僅か1ヶ月足らずで数倍に増えた実例があるわけで、変異種が国内に入った以上は対策を強化しなければ間に合わないです。
菅義偉首相は25日夜、感染力の強い新型コロナウイルス変異種が日本で初めて確認されたことを受け、首相官邸で田村憲久厚生労働相と対応を協議した。
この後、首相は記者団に「厚労相に(対応を)指示した。厚労相がこれから記者会見する」と述べた。
首相は記者会見などの公務を終え、いったん東京・赤坂の衆院議員宿舎に入ったが、直ちに官邸に戻った。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう