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【緊急情報】新たな変異種を初確認、ブラジルからの帰国者4人!英国や南アとは異なる新型コロナウイルス  国立感染症研究所


日本国内で初めてブラジル経由の変異種を確認しました。

国立感染症研究所によると、変異種を確認したのは1月2日にブラジルから到着した渡航者ら4人で、その内の3人からは発熱症状や呼吸状態の悪化が確認されたとのことです。
感染者の年齢は10代から40代の男女で、いずれの変異種もイギリスや南アフリカで確認されたタイプとは異なる構造をしていると発表されています。

スパイク(突起)部分の変異が12箇所となっており、他の変異種と同じように感染力の増加が懸念されているところです。

新型コロナウイルスは変異が多いことでも知られていますが、感染拡大から一年が経過したこともあって、最近は変異のスピードが加速しているようにも感じられます。

 

ブラジルからの帰国者から検出された新型コロナウイルスの新規変異株について
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/10107-covid19-33.html


2021年1月6日、国立感染症研究所は、1月2日にブラジルから到着した渡航者4名から新型コロナウイルスの新規変異株を検出した。
当該新規変異株は、B.1.1.248系統*1に属し、スパイクタンパク*2に12箇所の変異を認める。感染性の増加が懸念される変異株のVOC-202012/01や501Y.V2と同様に、スパイクタンパクの受容体結合部位*3にN501Y変異を認めるほか、501Y.V2と同様にE484K変異を認める。

 

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