4月14日に厚生労働省が発表した統計情報によると、変異株が確認された感染者数は46都道府県で計3564人となり、大阪府の770人が最多で、その次に東京都の418人や兵庫県の300人などが並んでいました。
種類別だと大半がイギリス型の変異株となっていますが、東日本では「E484K」の変異を持つ変異株も目立ち、地域によって変異株の種類にバラ付きがあったところです。
都内のスクリーニング検査で見つかった変異株の比率は2週間で9倍に増え、東京都の小池都知事も緊急の外出自粛を呼び掛けるなど事態は切迫してきています
現時点でまん延防止措置の効果もほぼ無く、政府が根本的な対策強化を打ち出さなければ、感染状況は悪化の一途を辿ることになりそうです。
変異株 国内の発生状況など
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000769042.pdf
東京の変異株陽性率、9倍に「大阪、ひとごとじゃない」
https://www.asahi.com/articles/ASP4H5412P4HUTIL012.html?ref=tw_asahi
強い感染力を持つとされる新型コロナウイルスの変異株の感染が、東京都内で急拡大している。都内のスクリーニング検査で見つかった感染者の比率は2週間で9倍に増え、病院や高齢者施設でクラスター(感染者集団)が確認された。このまま変異株の感染が広まれば、大阪府のように感染者数の急増につながる恐れがある。
厚生労働省は14日、感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異株について、自治体のスクリーニング(ふるい分け)検査で疑い例が山形県を除く46都道府県で計3564人(13日時点)確認されたと発表した。前週比で1525人(7~13日分)の増加。大阪府と兵庫県で3分の1を占め、最も増え幅が大きかったのは319人増の東京都だった。
いいね!しよう