インドの首都ニューデリーから香港に向かう旅客機で、乗客の3割から新型コロナウイルスが検出されたことが分かりました。
ウォールストリートジャーナル(WSJ)の記事によると、ニューデリー発の香港行きの便で到着時の陽性者は4人でしたが、その後に体調不良などを訴える乗客が相次ぎ、2週間の隔離期間中に計52人から陽性反応が確認されたとのことです。
出発前の検査では陰性だったことから、感染者が数人紛れ込んだことで一気に機内感染が広がってしまったと見られています。
インドで報告されている新型コロナウイルスの変異株は感染力が非常に強く、それが機内の感染爆発に影響したのではないかと指摘されていました。
変異株の感染力はまだ調査中の部分も多いですが、飛行機の利用者が2週間の隔離期間中に3割も感染したというのは恐るべき情報であり、物理的に人との接触を絶たなければ、感染拡大を防ぐのは厳しいことになりそうです。
【香港】インドの首都ニューデリーから香港行きの飛行機に家族と共に搭乗したラシダ・ファティマさんは不安に駆られた。インドでは新型コロナウイルス感染が急増している上に、飛行機はほぼ満席状態だったからだ。
ファティマさんと夫、2人の子供たちは着陸から2週間以内に、隔離中のホテルで受けたコロナ検査で陽性となった。このフライトUK6395便では、乗客の3分の1超にあたる52人がこれまでに陽性となり、香港着の便で最多を記録した。集団感染の発生を受け、香港の医療専門家の間で感染経路を巡る議論が高まり、旅行再開を目指す航空業界の苦境が浮き彫りになっている。
ファティマさんは病院からインタビューに応じ、4月3日のフライトで一家が感染したのかもしれないと語った。フライトの間はほとんどマスクを着用し、トイレの使用は避けていたにもかかわらずだ。…
空の旅は感染覚悟? インド発の便、搭乗客の3割が陽性に
ニューデリーから香港行きのフライト、乗客が隔離ホテルで相次ぎ陽性反応#インド #新型コロナウイルス #変異株https://t.co/UqdAxIbqHY— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) April 27, 2021
感染力の強い変異株では、飛沫感染を防止することを目指したこれまでの対策では不十分で、空気感染も防げるくらいの対策が必要となっているのかもしれない。つまり、これまで比較的安全だった状況でも感染する可能性が上がった。
— ano_ano (@ano_ano_ano) April 28, 2021
#cozy1242 (´-`).。oO
空港検疫をちゃんと機能させないとやばいよなぁ…https://t.co/6uk6J6hw19
— とりあえず.. (@Ponkotsu_Neco) April 26, 2021
インド発の香港便で、乗客の3割が新型コロナウイルスの陽性に。すごい感染力だわ。https://t.co/0SqLUkUhmv
— Tsukasa Shirakawa(白川司) (@lingualandjp) April 26, 2021
密を避けるため大型機材の便にしましたが、ビスタラ航空UK6395ニューデリー→香港便の飛行機内大量感染かもしれない事例もありますし、運ゲームであることに変わりありませんね@羽田空港第1ターミナル。https://t.co/iAozk98Mxa pic.twitter.com/gBLquP3XwT
— tecogonaz (@jroute438) April 28, 2021
すげーな。コロナ爆撃機かよ。https://t.co/WycenPpYDS
— エセ大佐 (@ese_taisa) April 30, 2021
>デリー→香港便、搭乗者の3割が陽性
まじで入国制限か隔離の徹底してよ……https://t.co/utDKaSXacF
— 泥熊 (@lml_crue_lml) April 30, 2021
いいね!しよう