*沖縄県グラフ
沖縄県で新型コロナウイルスの新規感染者数が激増しています。
8月11日に沖縄県は過去2番目の多さとなる683人の感染を確認したと発表。この10日間だと10万人あたりの新規感染者数は256.09人となり、世界的に見てもアメリカを超えるような高い値を記録していました。
新型コロナウイルス対策ダッシュボードが集計している病床使用率でも沖縄県は214%と高止まりが続き、感染拡大の収束が全く見通せない状況となっています。
沖縄県は観光が主力産業ということもあって、県外との往来も完全に規制しておらず、それがコロナ感染の拡大を長引かせている可能性が高そうです。
この異常事態を受けて沖縄県の玉城デニーは8月12日に陸上自衛隊への派遣要請を行ったと表明しました。
自衛隊の看護官らが数人ほど派遣される見通しで、自衛隊に頼るしか無いほどに沖縄の医療体制がひっ迫していると伝えられています。
沖縄のコロナ感染、世界最悪レベル 10万人当たり256.09人
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1373063.html
新型コロナウイルスの感染者が増え続ける中、県内では9日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数が256・09人に達し、過去最悪を更新した。全国1位を維持しており、世界的にも感染者数が多い国と同水準だ。県は今週の新規感染者数を最大5千人とみており、直近1週間の人口10万人当たりに換算すれば、350人近くまで上昇すると予想される。
沖縄県の玉城デニー知事は12日午前、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、陸上自衛隊第15旅団(那覇市)に災害派遣要請をした。要請したのは看護官5人で、県が運営する入院待機ステーションでの医療支援を求める。これを受け、防衛省統合幕僚監部は12日午前、12日から25日までの間、看護官1人、准看護師4人を派遣すると発表した。県が新型コロナ関連で自衛隊に災害派遣要請したのは、4回目となる。
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