東京都が新型コロナウイルスの濃厚接触者について、検査範囲を縮小すると表明しました。
NHKの記事によると、東京都は新型コロナウイルスの急激な感染拡大を理由にして、保健所の業務を軽減するために濃厚接触者の調査を縮小する方向で決定したとのことです。
具体的には会食や職場は調査無しで、濃厚接触者の調査を行うケースは感染者と同居する家族や学校、医療機関、それに高齢者施設などに限定されることになります。
濃厚接触者の調査を縮小するということは新型コロナウイルスの感染ルート特定を断念したのに等しく、これから感染源の特定作業はさらに難しくなりそうです。
一方で、8月14日に報告された東京都の新規感染者数は5094人となり、先日から続いて連続の1日5000人超を記録しました。
5000人以上で高止まりする気配も見られ、医療機関のひっ迫具合はもっと激しくなっているところです。
東京都 新型コロナウイルス
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona2346.files/2346.pdf
新型コロナウイルスの急激な感染拡大で保健所の業務がひっ迫しているため、東京都は、保健所が行う感染者の濃厚接触者などの調査の縮小を決めたことが関係者への取材で分かりました。各保健所は患者の健康管理により重点を置くとしています。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう