新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」の影響でクラスター感染が各地に拡大しています。
8月11日に政府は公式ホームページを通して、「多様なクラスターが多数発生し、感染が拡大しています」「学校・教育施設や企業において増加がみられる他、飲食店、ライブハウスなどに加え、これまでクラスターの発生がほとんど見られなかった、百貨店、学習塾、スポーツ施設、遊戯施設等でも発生しています」とコメントし、今までの新型コロナウイルスと比べて感染力が格段に強まっていると言及。
デルタ株の影響で感染力が強まっているとして、不要不急の外出や帰省、旅行などを控えるように強く求めていました。
8月17日の時点で日本全国の感染者数は1日あたりで1万4826人となり、首都圏を中心に感染範囲が全国各地に拡大しています。
大阪でも阪急阪神百貨店で従業員89人が感染する大規模なクラスター感染が発生し、地下1階や1階の売り場を休業することが決まりました。
人が多い場所はどんなところでも感染リスクが上がっていると言え、それだけデルタ株の感染力が驚異的であることを示しています。
日本国内の感染状況
https://covid.gutas.net/
デルタ株の影響か、これまでない場所でクラスター 百貨店、学習塾… 政府が対策強化を呼び掛け
https://www.tokyo-np.co.jp/article/124595
首都圏などでの新型コロナウイルスの感染拡大は、感染力の強い変異株「デルタ株」が中心となり、これまでにはなかった場所でのクラスター(感染者集団)の発生が相次いでいる。政府は内閣官房の新型コロナに関するウェブサイトで「人と人との距離をできるだけ取る、冷房で忘れがちな換気をこれまで以上に徹底するなどの感染対策が必要」と注意を呼び掛けている。
阪急梅田本店で89人クラスター、6割弱が1階と地下1階に集中
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210817-OYT1T50070/
阪急阪神百貨店は16日、阪急百貨店梅田本店(大阪市)で、新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生し、17日から地下1階の食品売り場や、1階のアクセサリー売り場などを休業すると発表した。従業員89人の感染が確認された。再開時期は未定。
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