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第5波の自宅療養者、大半が入院必要な中等症だった!「入院が出来ない異常な状態」


新型コロナウイルスの第5波について、自宅療養者の大半が原則入院と定められていた中等症に該当する症状だったことが分かりました。

これはNHKが報道した情報で、東京都新宿区の新宿ヒロクリニックが診察を行った自宅療養者273人の状況を分析した結果、その内の半数以上が原則入院に該当している「中等症」の症状があったとのことです。
重症の一歩手前と言われている「中等症2」の患者も99人と多く、全体の86%が働き盛りの20代から50代でした。

本来ならば入院が必要なほどに症状が重い患者でも自宅療養を強いられ、入院をしないまま放置されていた実態が発覚したと言えるでしょう。

自宅療養者はピーク時に2万人を超える程に増え、東京都の対応能力が限界となっていました。
次の第6波に備えて、今から行政が大型の受け入れ施設や自宅療養者向けの検診サービスなどを充実させる必要があり、一時的な感染者の減少で喜ぶ前に、新たな対策方針や支援案を国が示すべきです。

 

東京都 新型コロナウイルス
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

第5波の自宅療養者 半数以上が中等症 東京のクリニック分析
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210924/k10013274521000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005

新型コロナウイルスの第5波では、医療体制が危機的な状況となり、急増する自宅療養者への対応が課題になりました。東京 新宿のクリニックが、先月往診などを行った自宅療養者270人の状況を分析すると、半数以上が原則入院とされる「中等症」だったことが分かり、第5波で自宅療養者が置かれた厳しい状況が改めて浮き彫りになりました。

 

 

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