有事の際に敵の基地や拠点を攻撃するための「敵基地攻撃能力」について、政府が検討を行う方向で調整していることが分かりました。
これはNHKが報道した情報で、岸防衛大臣は選挙後の記者会見で「岸田総理大臣の指示のもとで、国家安全保障戦略などの改定に取り組む中で、いわゆる『敵基地攻撃能力』の保有も含めあらゆる選択肢の検討をする」と述べ、近い内に敵基地攻撃能力の具体的な議論を行うとコメント。
選挙を通して自民党は敵基地攻撃能力の保有も訴えていたとして、国民の理解が進んできたと強調していました。
野党からは憲法違反だとして反対の声が噴出しているだけに、敵基地攻撃能力の保有はこれから大きな議論となりそうです。
*敵基地攻撃能力を保有した場合、相手に軍備拡張や攻撃の口実を与える恐れも
衆議院選挙の結果を受けて、岸防衛大臣は日本の安全保障環境が厳しさを増していることへの国民の理解は進んできているとして「敵基地攻撃能力」の保有も含めた、抑止力の強化の検討を進めていく考えを示しました。
「敵基地攻撃能力」の議論を進めると防衛大臣。「敵地」攻撃であり、相手にとっては先制攻撃にほかならない。引き金を引けば戦争となり、そうでなくとも際限のない軍拡競争が緊張関係を高める。
危険で不合理な道ではなく、中国であれ北朝鮮であれ、対話の努力を徹底すべきだ。https://t.co/q88BAMAxuL— 山添 拓 (@pioneertaku84) November 2, 2021
選挙中はほとんど話題になりませんでしたが、今回自民党は政権公約に「敵基地攻撃能力」の保有を明記し、岸田首相も既に検討を指示しているので、確実に進めるつもりだと思われます。防衛費の大幅増額(GDP2%目標)に向けた口実にも使われそう。 https://t.co/B0asnoYEW0
— 布施祐仁 YujinFuse (@yujinfuse) November 2, 2021
憲法9条違反である「敵基地攻撃能力」の保有について議論すると堂々と宣言する自民党。
自民党政権下で軍事費は教育費を上回る状態になっているし、自民党は力を入れる分野を完全に間違っている。
岸防衛相 衆院選結果受け「敵基地攻撃能力」の議論も進める | NHKニュース https://t.co/MjRzBK4c8l
— 大神ひろし (@ppsh41_1945) November 2, 2021
ブラックジョークだが、憲法改正し敵基地攻撃能力持たせれば、自民党はアホだから戦争仕掛けて負けるだろうけど、自らの手で悪党を裁けない幼児国にとってはまともになれるチャンスな可能性もあるな。
何しろ日本がまともな民主国家だったの敗戦後のちょっとだけだし。
まあ負ける相手国によるけど。
— 愛国心の足りないなまけ者 (@tacowasabi0141) November 1, 2021
https://t.co/FT9Zgrv2wn 粛々と進めるべきです。日本はこと国防に関して、楽観主義すぎるし、性善説に過ぎる。早急にことに当たられたし。
— 三枝 玄太郎 (@SaigusaGentaro) November 2, 2021
ええっ「敵基地攻撃能力」を持てば先制的に叩けるから大勝利!だと思っているのかい?
— 早川タダノリ (@hayakawa2600) October 31, 2021
自民党選挙公約「敵基地攻撃能力保有」で日本が戦場に
攻撃すれば、反撃されるのが軍事の常識、日本全土が攻撃対象になります。ミサイル、ロケットを撃ち合う戦争では、かつての本土空襲どころではない市民の大量殺りくをもたらします。軍事対軍事でなく、憲法9条の立場にしっかり立って外交的解決こそ pic.twitter.com/L48MCdgM5O— 中田晋介 (@sinsuke_nakata) October 25, 2021
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