日本政府がアメリカ政府の要請を受けて、正式に石油の国家備蓄の一部を放出すると決定しました。
ロイター通信やNHKの記事によると、アメリカ政府は先に5000万バレルの備蓄石油を放出すると決定しており、これに続く形で日本も数日分の国家備蓄を市場に放出することを決定。
追加の放出も日本政府は検討中で、インドや韓国もアメリカに協調して、原油価格の高騰を抑えるために放出計画を策定しています。
2021年9月の時点で日本が保有している国家備蓄は145日分となっており、原油の価格上昇を抑えるために放出するのはこれが初です。
日本政府 石油の国家備蓄 余剰分放出へ 各国協調で異例の対応
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211124/k10013358921000.html
原油価格が高騰する中、日本政府はアメリカ・バイデン政権の要請を受けて石油の国家備蓄の一部を放出する方針を決めました。
備蓄の放出は法律で緊急時に限定されていますが、余剰分を出すという異例の対応により各国と協調して取り組むことにしています。
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