イタリア政府が新型コロナウイルスの感染再拡大からワクチン未接種者への規制を強化すると発表しました。
12月6日からイタリアではワクチン未接種者のレストランや映画館の利用は原則禁止となり、ワクチン接種の証明書などを提示することが義務付けられます。
これは「スーパーグリーンパス」とも呼ばれている物で、今まで認められていた陰性証明もそれだけでは認めず、ワクチン接種かウイルスからの治癒を示す書類の提示が必須になるとのことです。
合わせてワクチン接種の義務付け範囲も拡大し、現在40歳以上となっているワクチンの追加接種の対象を来月からは18歳以上に広げるとしています。
ヨーロッパでは感染再拡大によって規制を強化する国が増えており、他にもオーストリアが完全なロックダウン(都市封鎖)に踏み切ると表明したばかりです。
イタリア政府は新型コロナウイルスのワクチンを接種していない人について来月からレストランや映画館などの利用を禁止することを決め、接種を徹底することで感染を抑え込む構えを強めています。
イタリア政府は24日、新型コロナウイルスの新たな感染対策としてレストランや映画館などの利用者にワクチンの接種証明、または感染から回復したことの証明の提示を義務づけることを決めました。
🇮🇹「新型コロナのワクチン未接種者は来月からレストランや映画館などの利用を禁止」
未接種者はこれまで検査による陰性証明があれば施設を利用できたが、12/6からは認められなくなる
🇮🇹は2回接種済が72%超だが、一日の感染者数が1万2000人を超え、感染が徐々に広がっている https://t.co/KsnOvRCSMy
— おると🔨🐦整形外科医 (@Ortho_FL) November 25, 2021
イタリアさらに強固な対策に
陰性証明は無効に
もっと進めばオーストリアのように接種を問わずロックダウンになる”レストランや映画館などの利用者にワクチンの接種証明、または回復証明の提示を義務づけ
未接種者の陰性証明は、来月6日からは認められなくなる”https://t.co/Z9QZW5n86t— Dr. Tad (@tak53381102) November 25, 2021
11月24日(水)閣僚評議会によって承認される予定のスーパーグリーンパス新法令を開始。予防接種を受けた人だけがバー、レストラン、ジム、プール、映画館、劇場、美術館に行くことができる。すべてのレクリエーション活動、ワクチン未接種者は立ち入りは禁止。https://t.co/g2thchurFi
— ヴィズマーラ恵子 🇮🇹イタリア在住 (@vismoglie) November 23, 2021
2021年10月15日から2021年11月14日までの期間、イタリアで診断されたコロナ症例
○感染症の発生率
ワクチン未接種者は、ワクチン接種者の感染率のほぼ4倍
○入院
ワクチン接種6.8
ワクチン未接種38.8
入院の場合、ワクチン未接種の発生率はワクチン接種の発生率のほぼ6倍https://t.co/ogHu238yh4— ヴィズマーラ恵子 🇮🇹イタリア在住 (@vismoglie) November 23, 2021
✴️ 欧州のコロナ感染再拡大に伴う対応
ロックダウン:オーストリア🇦🇹
部分ロックダウン:オランダ🇳🇱
ワクチン未接種者への規制:ドイツ🇩🇪、チェコ🇨🇿、スロバキア🇸🇰、ギリシャ🇬🇷
ワクチン接種証明:フランス🇫🇷、イタリア🇮🇹等
マスク義務化:スペイン🇪🇸、ポルトガル🇵🇹等 pic.twitter.com/6fNYbfzQYt— コブラ feat. love_investment (@loveinvestment1) November 20, 2021
オーストリアは(ワクチン未接種者に限らず)完全なロックダウンを再導入し、ワクチンを2月までに義務化ということです。現在オーストリアは人口比で言えばヨーロッパで一番感染が拡大しています。人口がイタリアやフランスの1/6なのに感染者は1.5倍見付かっています。https://t.co/qTvUn088Ty
— ono hiroshi (@hiroshimilano) November 19, 2021
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