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戦争報道の裏で侮辱罪の厳罰化、SNSに「ブタ」と書いて懲役刑の恐れ 「政治家の批判ができなくなる」


*官邸
テレビも新聞もウクライナの戦争報道一色となっていますが、その裏で危険な侮辱罪の厳罰化が着実に動き出しています。

3月8日に政府はインターネット上の誹謗中傷対策として、「侮辱罪」の厳罰化などを盛り込んだ改正案を閣議決定しました。
今回の厳罰化で侮辱罪に該当した場合、「1年以下の懲役もしくは禁錮、30万円以下の罰金、または拘留もしくは科料」となり、今まで科料で放免となっていた扱いとは別格に刑罰の内容が重くなります。

詳しい厳罰化の対象はこれから議論されると思われますが、SNSで特定個人に向けて「ブタ」などと書いただけでも厳罰化の対象になる恐れがあるほどで、事実上の言論統制に悪用されるのではないかとして懸念の声が飛び交っているところです。

専門家からも「政治家への批判が萎縮する可能性がある」「定義を明確化にするべきだ」というような声が相次ぎ、侮辱罪の厳罰化はこのままならば導入後に社会的な大問題となるかもしれません。

 

SNSに「ブタ」と書いたら懲役刑…侮辱罪の厳罰化で「政治家の悪口も言えない」https://news.yahoo.co.jp/articles/267ca5e09fdda9352148c2eb81c45b4e14b8d8dd

 3月8日、政府は「侮辱罪」の厳罰化を盛り込んだ刑法改正案を閣議決定した。今回の改正案で、他人を侮辱すれば、1年以下の懲役・禁錮または30万円以下の罰金となる。これにより、SNSなどでの誹謗中傷が抑えられると期待されている。

「2020年、女子プロレスラーの木村花さんが、SNSでの誹謗中傷を苦に自ら命を絶ちました。この事件がきっかけで、厳罰化の議論が始まりました。

 

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