*ロイター@ReutersJapan
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」で指揮官を担当していたアンドレイ・メドベージェフ氏がロシアからノルウェーへ脱出し、亡命申請を行いました。
アンドレイ・メドベージェフ氏(26)はワグネルの指揮官としてウクライナでの戦闘・指揮を行い、4カ月ほど戦闘に参加したとしています。
ノルウェーに亡命した理由についてメドベージェフ氏は、ウクライナにおける戦争犯罪や仲間に対する残虐行為などを目の当たりにし、それでロシアから離れる決意を固めたとしていました。
具体的にはワグネルが脱走を試みた受刑者らを射殺したり、見せしめのためにほかの受刑者の前で撃つなどの行為があり、他にも多数の人権侵害と戦争犯罪を確認したとしています。
ワグネルは影のロシア軍とも言われ、アフリカなどにも部隊を派遣して、ロシア軍が表立って活動できない地域でも様々な軍事行動を実施。ウクライナ戦争においてもワグネルの部隊が多数投入されており、先日に発生したソレダルの戦いでワグネルの部隊が街の占領に大きく尽力したとされています。
ただ、ワグネルの活躍によってロシア軍内部から反発や批判の声が強まり、ワグネルとロシア軍はあまり関係が良くないとも言われているところです。
今回の亡命に合わせてメドベージェフ氏がワグネルの内情を多数報告することになると思われ、今まで謎だったワグネルの組織実態が明るみに出ることになるかもしれません。
まるでハリウッド映画のような話だ――。ロシアの民間軍事会社ワグネルの元指揮官で、ウクライナで戦闘に従事したアンドレイ・メドベージェフ氏が、ノルウェーへ脱出し亡命を求めている。
メドベージェフ氏は、ワグネルがウクライナ戦争から脱走を試みた受刑者らを射殺したり、見せしめのためにほかの受刑者の前で撃ったと証言。さらに自身が国外脱出する際、追跡者の銃弾をかわしながら、凍った湖の上を走って逃げたことなどを明かした。
露民間軍事会社「ワグネル」元指揮官が逃亡、ノルウェーに亡命求める https://t.co/WFpd8WD06E
ウクライナで4カ月ほど戦闘に参加した後、昨年11月に前線を離れてロシア国内に潜伏、隣接するノルウェー北部の国境から入国したとされる。ノルウェー当局が13日、不法入国の疑いで身柄を拘束した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 17, 2023
#ロシア の民間軍事会社ワグネルの元指揮官、アンドレイ・メドベージェフ氏は、ワグネルが #ウクライナ 戦争から脱走を試みた受刑者らを射殺したり、見せしめのためにほかの受刑者の前で撃ったと証言した。 pic.twitter.com/beYW25ku5w
— ロイター (@ReutersJapan) January 19, 2023
「犯罪の才能必要」 ワグネル創始者が元受刑者ねぎらう 動画公開
ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏がウクライナで戦闘に参加した元受刑者とみられるグループをねぎらう様子を捉えた動画が、1月14日にメッセージアプリのテレグラムで公開された。 pic.twitter.com/BEAjrnLc6b
— AFPBB News (@afpbbcom) January 18, 2023
ワグネルの第7突撃部隊第4小隊第1分隊の指揮官としてバフムート方面で戦っていたと称するメドヴェーヂェフなる人物がノルウェイに不法越境、政治亡命を求めているとのこと。ワグネルの実態について諸々証言する用意がある由。なお例のトンカチで撲殺された兵士の元上官らしいhttps://t.co/WiKT3fi7S7 pic.twitter.com/9C37DjYfRo
— 露探【円谷猪四郎】 (@karategin) January 15, 2023
ワグネル1個小隊が行軍中にウクライナ軍のドローンに追尾され、隠れた建物ごとMLRSで吹き飛ばされています。 https://t.co/w9ZgkkBffT
— mssn65 (@jpg2t785) January 14, 2023
「ロシアはここ何年もの間、世界中で影響力を強め、国益を支える目的で、民間軍事会社ワグネルを利用してきた。ワグネルは現在、ウクライナでの戦争に関わっていることでよく知られているが、同組織はまた、アフリカ全土の多くの国家で活動しているのだ」(@mapper_war) https://t.co/qQZCBVfcbH pic.twitter.com/DQ7ZlV9mhX
— Panzergraf (@GdPanzergraf) January 17, 2023
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