*気象庁
10年に1度の大寒波として大きく報道されていますが、その勢力を見ると戦後最悪の大寒波となる可能性が浮上しています。
気象庁やウェザーニュースの最新レポートによると、今回の大寒波は猛烈な寒さと同時に海水温が温かいことで積雪量も多くなると予想され、北陸地方の山沿いだと25日(水曜)夜までに100センチほどの雪が積もると予想されているほどです。
上空5000メートル付近ではマイナス42℃以下の寒気が広がり、24日から25日は首都圏や西日本を含めたほぼ日本の全域で雪が降るリスクがあるとされています。
奄美付近までマイナス6℃の寒気が南下する見通しで、その勢力は過去10年間で最強、戦後の大寒波としても最上位の規模と勢力となっているほどです。
災害級の大寒波であることは間違いなく、今から入念に寒さ対策や食料品の確保などを行うようにしてください。
強烈寒波で大雪に最大限の警戒を 太平洋側も積雪や凍結に注意
https://weathernews.jp/s/topics/202301/220175/
24日(火)からは西高東低の強い冬型の気圧配置になります。上空1500m付近で-15℃という、普段なら北日本を覆うような強さの寒気が、九州から関東に流れ込む予想になっています。
さらに高い所、上空5000m付近では-42℃以下の寒気が北陸付近まで南下し、大気の状態が非常に不安定になります。雪雲が発達しやすいため、日本海側の広い範囲に強い雪を降らせるとともに、太平洋側にまで広がる見込みです。
<強烈寒波襲来 大雪災害に厳重警戒>
24日(火)頃から、近年でも最も強いレベルの寒気が南下します。日本海側では大雪による災害発生に厳重な警戒が必要です。太平洋側の都市部でも雪の積もる所がある見込みです。https://t.co/nDfq0NtCmf pic.twitter.com/rHAzcmhXTg— ウェザーニュース (@wni_jp) January 22, 2023
<大雪に最大限の警戒を>
明後日24日(火)から25日(水)にかけて、日本列島の上空に近年で最も強いレベルの寒気が南下します。日本海側は北陸から山陰を中心に大雪による災害発生に厳重な警戒が必要です。また、太平洋側にも雪雲が流れ込み、雪の降る所が多くなる見込みです。https://t.co/COZBqoDfuy pic.twitter.com/W1SV5RvXyy— ウェザーニュース (@wni_jp) January 22, 2023
【#史上最強クラスの寒波】24日は大雪の目安の500hPaの-36℃が太平洋側付近、平地で雪の目安の850hPaの-6℃が奄美付近まで南下。山岳だけではなく平地でも日本海側では大雪や吹雪で閉じ込める恐れ。あまりに寒気が強いため、中部山岳による遮蔽効果で冬型気圧配置では通常は降らない首都圏でも雪が舞う pic.twitter.com/0kyMn0Tsyv
— 大矢康裕@山岳防災気象予報士「山岳気象遭難の真実」6/11のNHK「石丸謙二郎の山カフェ」に出演 (@yasuoya0) January 22, 2023
信用ならんレベルの寒気予想をここまで継続されるとそういうものかと思い始めてしまう。なんなら悪化しとる。
ちなみに-15℃まで用意しておけば大概十分なはずと思って作った標準セットの図なのになんか全然足りない。 pic.twitter.com/o2k9CYHPa2
— 走る人参(気象予報士) (@Runninzin) January 17, 2023
寒気は 観測史上最強のクラスとの予想がありますが、日本海の海面水温が平年と比べてどうか(下図)をみると、平年よりも海水温が高くなっています。
これは、雪雲の元となる水蒸気が日本海から多量に供給されることを意味しており(←熱いお風呂ほど湯気が立つのと同じ)、記録的豪雪も心配です。 pic.twitter.com/0nqwjv5YkR
— 気象予報士&司法試験合格 甲斐友貴(天気少年) (@weather_and_law) January 18, 2023
来週の寒気、スケールと強さきのうとほぼ変わりません。
やっぱり戦後最強の寒気です。#空ネット pic.twitter.com/IBqTT5t6Qa— 福テレ空ネット (@ftv_tenki) January 20, 2023
これよく考えたら日本海側に雪マークがつくのまではともかく、かなり寒気が下りないと降らない鹿児島にも雪マーク、よほど頑張らないと降らない高知、晴れの国・高松、冬型では晴れるはずの関東にすべて雪マークがついてる。こんなことあるんだ。 pic.twitter.com/WuITXqJnJe
— 走る人参(気象予報士) (@Runninzin) January 22, 2023
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