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ワクチン未接種者からオミクロン株の抗体検出 本人は感染の自覚無し、7割が抗体不十分  


新型コロナウイルスのワクチンについて、株式会社プロテックス(本社:埼玉県和光市)が抗体の保有量を調査したところ、ワクチンを接種していない人から変異株オミクロン株に対応した抗体が確認されたことが分かりました。

この調査は2022年9月に行われたもので、20歳から高齢者の計50人を対象にしてオミクロン株への抗体保有量を調査。
その結果、全体の約7割がオミクロン株BA.5に対する十分な量の抗体を持っておらず、ワクチンの接種時期によっても抗体の保有量に大きな差があるとされています。

人によっては今回の検査で初めて感染が発覚し、これまでワクチンを接種した経験が無い人からもオミクロン株に対する抗体が検出された事例もありました。
また、新たにオミクロン株対応ワクチン(2価)を接種した人も、ワクチン接種後にオミクロン株への抗体量(抗体価)が上昇したと報告されています。

ワクチン接種の時期や感染のタイミングによっては変異株に対応した抗体を持っていないケースがあったとして、調査会社は「ワクチン接種や感染によって抗体がどの程度作られるかは個人差があります。また、接種後に一旦上がる抗体量(抗体価)は日にちが経過するにつれて低下することが知られています。イージードクⓇ『変異株抗体検査』をすることで、ワクチン接種の効果がどれくらい現れてれ、接種から数ヶ月後に抗体がどれくらいであるのかを知ることができます」とコメントしていました。

 

新型コロナ感染 死者数急増! ワクチン接種、感染予防強化の検討材料となる抗体検査にて、オミクロン対応ワクチン接種開始後の有効性や効果(抗体量)を調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000082322.html

【調査概要】
検査目的:新型コロナウイルスに対する抗体の保有量調査
検査方法:従来株、オミクロン株(BA.5(BA.4))のスパイクタンパク質断片(受容体結合領域[※2])に対する抗体の抗体保持量(抗体価)を調べられるイージードクⓇ『 変異株抗体検査 』にて調査
検体検査時期:2022年9月1日~2022年9月30日
対象:イージードクⓇ『変異株抗体検査』を受けた国内在住で調査の同意を得た50名
対象者年代:20代以下10%、30代4%、40代16%、50代40%、60代以上30%

【調査の結果】
調査の結果、現在、流行中のオミクロン株BA.5に対する抗体保有調査の結果、2022年9月末時点で7割が十分な抗体保有量(参考値[※1]以上)を保有していないことが判りました。2022年9月末時点では、オミクロン株対応ワクチン接種は9月下旬に一般接種がスタートしたばかりでしたので、以下の様な結果になったと考えられます。

 

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