*ザページ・日銀総裁会見
4月7日に日本銀行の黒田東彦総裁が最後の記者会見を行いました。
黒田総裁は2013年3月に就任し、そこから史上最長となる10年の任期を達成。安倍政権が掲げていたアベノミクスに合わせて行った黒田総裁の異次元の金融緩和によって、日銀が買い入れを行った国債や社債、上場投資信託(ETF)などは累積で計1550兆円相当に拡大し、その出口戦略について何らかの言及があるのではないかと世界が注目していました。
しかしながら、退任会見ではこれまでの振り返りや日本経済への期待に関する話がメインで、出口戦略に関して黒田総裁が具体的な言及をすることはほぼ無かったです。
4月9日には植田和男氏が新たな日銀総裁となる予定で、植田氏が黒田総裁の置き土産である異次元の金融緩和をどうするのかによって、日本経済と世界経済の未来が大きく変わることになるでしょう。
黒田総裁の1550兆円相当の実験、出口は植田氏に託す
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-05/RSKYG1T0AFB401
日本銀行の黒田東彦総裁は2013年3月の就任後間もなく、2年程度の期間を念頭に2%の物価安定を目指す「衝撃と畏怖」型の異次元金融緩和を打ち出した。同総裁の退任が8日に迫る中、今後2年で見ても目標の実現にはなお手が届かない。
世界の中央銀行のルールを書き換えた10年に及ぶ実験的な政策を実行した黒田日銀は、国債や社債、上場投資信託(ETF)など累積で計1550兆円相当の資産を買い入れた。
黒田総裁の壮大な1550兆円相当の実験、出口は植田氏に託す-8日退任 https://t.co/aXJZTKJJqq
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) April 5, 2023
金融政策 限界みえた10年緩和 黒田総裁あす退任https://t.co/tQMXpRe4uU
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 6, 2023
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【#ライブ配信中】日銀・黒田総裁 退任会見
\“史上最長”10年の任期を終える、日銀・黒田総裁が会見を行います。その模様をノーカットでライブ配信します。
#newsdig #tbsnewsdig #日本銀行 #黒田総裁 #会見 pic.twitter.com/qmdPfve9QW
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) April 7, 2023
賛否両論ありますが、有言実行で結果出した黒田総裁は評価に値するかと。
有言実行
・バズーカぶっ放して20年続いた株価低迷をたった一人で終結
・共同声明を実行し低金利維持結果
・日経平均:1.2→2.7万円
・GDP:528→545兆円
・失業率:4→2.5%日銀はやるべきことはやった。お疲れ様でした! pic.twitter.com/piA9Rkts3r
— モゲチェック塩澤|住宅ローンアナリスト|皆さんが気になる疑問にズバリ答えます💁 (@takashishiozawa) April 7, 2023
【黒田春彦総裁】4月8日に黒田氏は日銀総裁の任期満了を迎えます。バブルが崩壊後、失われた20年と言われておりましたが、黒田総裁のおかげで”失われた30年”になりました。
黒田氏は約10年間、日銀総裁を務め、日本史上歴代最長となり、在任期間中は日本経済をぶっ壊すことに夢中だったようです。… pic.twitter.com/DCxYAzZST8
— にへー 𝟐𝐇𝐞𝐲 (@2Hey_TwoBottle) April 2, 2023
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