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LGBT法修正案を国会提出へ!「差別は許されない」を「不当な差別はあってはならない」に修正 LGBT理解増進法案


*自民党
性的マイノリティへの理解を促すための「LGBT理解増進法案」が自民党の総務会で了承され、今国会への提出が正式に決まりました。
このLGBT理解増進法案は自民党議員から強く反発されていたもので、2年前にも類似の法案が提案されましたが、その時は総務会の猛反発で見送りになった経緯があります。

朝日新聞の記事によると、今回のLGBT理解増進法案では保守派の反発に配慮して修正され、「差別は許されない」という文言は「不当な差別はあってはならない」に変更し、「性自認」という言葉も「性同一性」に変えたとのことです。
また、「学校の設置者の努力」という文言は削除されており、子供に教える必要性が無いとの方針が優先されたとしています。

早ければ今週中にも国会に提出するとしていますが、野党からは「骨抜き法案だ」との批判が相次ぎ、保守勢力からも「LGBTを強要するものだ」として反発が強まっているところです。

野党はLGBTへの差別行為全般を制限するように求め、LGBTの存在を法制度化することに反発している保守勢力。
G7サミットが控えていることもあってLGBT保護の法制度を進めたい岸田政権ですが、両者に意見で板挟み状態になっています。

 

LGBT理解増進法、自民が修正案を正式了承 G7前に国会提出へ
https://www.asahi.com/articles/ASR5J36L9R5HUTFK014.html?ref=tw_asahi

 自民党は16日、党の最高意思決定機関の総務会を開き、性的少数者への理解を広めるための「LGBT理解増進法案」修正案を正式了承した。法案に反発していた保守派議員らに配慮して修正し、公明党も合意する見通し。19日に広島で開幕する主要7カ国首脳会議(G7サミット)前に、公明とも調整して議員立法として国会提出する。

 

 

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