新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

異常気象で偏西風蛇行?猛烈な猛暑が長期化、世界各地で様々な記録を更新!科学者「地球は未知の領域に」


*気象庁
今年は記録的な猛暑を世界各地で観測しています。

この猛暑を誘発している最大の原因は世界規模の気候変動であり、英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の環境地理学者、トーマス・スミス氏は「気候システムの全要素がこのように記録的な、あるいは異常な領域にあった時期を、ほかに知らない」と指摘しているほどで、今年は過去1番の猛暑になる可能性があると触れていました。

今年6月の平均気温は産業革命以前の6月平均より1.47度も高く、史上最も暑い月だったとBBCに掲載されています。

気候変動によって大気の流れや循環が変化しており、それによって高気圧が1ヶ所に長期停滞する場所が増加。
高気圧の停滞が猛暑を長期化させ、結果的に気温が高まっているというような流れです。

日本においても偏西風の蛇行が報告され、偏西風が北へ蛇行することで、チベット高気圧が太平洋高気圧の上に重なるように強く張り出し、これが猛暑を長期化させています。
気象庁が発表した8月の見通しでも猛暑は変わらず、この暑さは長期化することを覚悟しておいたほうが良さそうです。

 

「地球は未知の領域に」 数々の気候記録が更新、科学者らが警戒
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-66253356

ジョージーナ・ランナード、アーワン・リヴォルト、ヤナ・タウシンスキ、BBC気候記者およびデータチーム

気温や海水温、南極の海氷といった気候の指標で、数々の記録が更新されている。前例のないスピードやタイミングでの展開だと、警戒する科学者も出ている。

国連は、欧州で続く危険な熱波で、さまざまな記録がさらに更新されると述べている。

一方で、天候や海の事象はとても複雑なため、これらの出来事と気候変動を即座に結び付けることは難しい。

研究が進められる中、科学者らはすでに、いくつかの最悪のシナリオが進行中だと懸念している。

「気候システムの全要素がこのように記録的な、あるいは異常な領域にあった時期を、ほかに知らない」と、英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の環境地理学者、トーマス・スミス氏は話した。

今夏は「観測史上最も暑い」可能性も 偏西風蛇行で異常気象
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa781d16c776ad4c7293ef6749a7bf421a998ca9

今月中旬、関東や東海地方を中心に気温が上昇、一部地域で39度台となり、気象庁は「災害級の暑さ」として注意を呼びかけた。近年は猛暑が健康リスクをもたらしており、数十年前とは明らかに異なる暑さ。専門家は「今年は世界的に観測史上最も暑い夏になる可能性がある」と推測するが、40度に迫る猛暑の背景に何があるのか。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!