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所得格差が過去最大の水準に!世代間で拡大、「ジニ係数」は0.5700 平成26年の調査に次ぐ水準


厚生労働省が行った所得格差の調査報告で、2021年は格差が最大だった2014年(平成26年)に匹敵する水準だったことが分かりました。

厚生労働省によると、所得格差を示す代表的な指標「ジニ係数」は0.5700となり、過去最大だった平成26年の0.5704に次ぐ数字となっています。
ジニ係数は「1」に近づくほど所得格差が大きいことを示すもので、それだけ2021年は日本全体の所得格差が酷かったとも言えるでしょう。

少子高齢化が加速したことで所得を得てない高齢者が増えたことが要因の一つになっていると見られていますが、若者世代においても貯金や可処分所得の差が増えているため、現役世代においても水面下で格差が広がっているのではないかと思われます。
この結果について厚生労働省は「高齢化が進むと一般的にジニ係数が悪化するが、年金などの受給で改善されている。社会保障が十分機能していると言えるのではないか」などとコメントし、社会保障が十分に機能している証拠でもあると反論していました。

 

令和3年所得再分配調査の結果
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/96-1_r03kekka.html

世帯間の所得格差 過去最大の平成26年に次ぐ水準に 厚生労働省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230822/k10014170691000.html

厚生労働省は、おととし行った所得格差の調査結果を発表し、公的年金などを除いた世帯間の所得の格差は過去最大だった平成26年の調査に次ぐ水準であることがわかりました。
厚生労働省は、公的年金などの社会保障や税による再分配で所得の格差がどの程度改善されているのか明らかにするため、おおむね3年に1度「所得再分配調査」を行っています。
おととし令和3年は7月から8月にかけて調査を行い、全国のおよそ3300世帯から回答を得ました。

 

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