*BBC
台湾東部で発生した大地震について、中国が国連会合にて「中国の台湾地区で起きた強い地震」などと発言した件が物議を醸しています。
問題となっているのは4月3日に開かれた国連の安全保障理事会の関連会合で、別の国の出席者が台湾地震に対するお見舞いの気持ちを表明したところ、中国の代表者である耿爽国連次席大使が「中国の台湾地区で起きた強い地震への国際社会からの同情と関心に感謝する」と発言。
台湾を中国の地区だとした上で、台湾地震へのお見舞いは中国へのお見舞いと同じであると強調していたのです。
これに対して台湾側も台湾の地震を国際的な認知戦に利用する恥知らずな行為だ」「中国政府は台湾を統治したことがなく、決してその一部ではない」などと猛反発し、地震をキッカケにして中国と台湾の歴史認識で意見が衝突しています。
このような歴史的な背景もあって、台湾側は中国の救援申し入れを拒否しており、あくまでも独力で地震対応を行うとしていました。
台湾「恥知らずな行為だ」国連会合での中国の代表の発言を非難
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240406/k10014414241000.html
台湾の東部沖で起きた地震について、国連の会合の出席者が見舞いの気持ちを表明したのに対し、中国の代表が「中国の台湾地区で起きた強い地震」という表現を使って「感謝する」と述べ、台湾外交部は「地震を国際的な認知戦に利用する恥知らずな行為だ」と非難しています。
中国の国連代表部によりますと、3日に開かれた国連の安全保障理事会の関連会合で、別の国の出席者が台湾の東部沖で起きた地震について見舞いの気持ちを表明したのを受けて、耿爽国連次席大使が「中国の台湾地区で起きた強い地震」という表現を使って「国際社会からの同情と関心に感謝する」と述べました。
中国政府が台湾地震への世界の見舞いの言葉に「感謝」表明 台湾側は「恥知らず」と反発https://t.co/OPxRLL61mc
台湾側が懸念しているのは、中国は震災支援の名目で台湾に対する統一攻勢を強化し、国際社会を混乱させることだ。
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 5, 2024
「中國台灣地域に発生した強地震に中國大陸側は深く憂慮し、被災した台灣の同胞を見舞いし支援する準備がある。
國際社会が示した同情と関心に感謝します」台湾は、中国の一部じゃ無いし、同胞じゃ無いから。
非常時にもパフォーマンスとプロパガンダを忘れない中国共産党 恥知らず。#台湾地震… pic.twitter.com/Xnc5YuHhb8— のうまにあ GtHK🏴🇯🇵 (@FreeAll_protest) April 4, 2024
世界「台湾 地震大丈夫???」
中国「ありがとう」
台湾「は?」
そういえば台湾は中国の一部という設定がありましたね pic.twitter.com/FwzqOSktGK
— ゆるふわ怪電波☆埼玉 (@yuruhuwa_kdenpa) April 4, 2024
国連安保理で米大使が台湾地震の被災者に慰問の意を表すると、中国大使が台湾を「中国台湾」と呼びつつ、「国際社会の同情と関心に感謝する」と述べた。台湾外務省は「#台湾 の震災を利用した認知戦。善意の欠片もない」と非難。だが国連では「台湾は中国領」と誤解させる中国の認知戦を誰も止めらない pic.twitter.com/TnFH3lfDBm
— 永山英樹 (@NAGAYAMAHIDEKI) April 5, 2024
中国「うちとこの台湾にお見舞いありがとう」
世界「中国に言ってないけど」
世界、ドン引きよね🙄中国政府が台湾地震への世界の見舞いの言葉に「感謝」表明 台湾側は「恥知らず」と反発 https://t.co/apCniK0bU4 @Sankei_newsより
— 山下弘枝 (@chihaya0425) April 6, 2024
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