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トランプ氏、ウクライナに領土割譲案か　クリミアやドンバスの割譲条件で終戦　中国の台湾侵攻や新たな戦争誘発の懸念

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＊ドナルドトランプwiki
アメリカの大統領選挙に出馬の意志を示しているドナルド・トランプ氏が、ロシアとウクライナの戦争について、アメリカがウクライナに圧力をかけて、南部クリミア半島や東部ドンバス地方（ドネツク、ルガンスク両州）をロシアに割譲させることで終戦させるべきだと語っていることが分かりました。

これは米紙ワシントン・ポストが取り上げた情報で、トランプ氏は周囲の関係者に対して、「大統領選で返り咲けばロシアの侵攻を終わらせることができる」「ロシアとウクライナの双方がメンツを保ちたいと考えており、解決策も求めている」などと発言。
その具体案としてウクライナに対して南部クリミア半島や東部の割譲を求め、ロシアには攻撃の停止と和平を要求するとしています。

すでにトランプ氏はウクライナへの軍事支援を縮小するとの発言をしていたことから、それと合わせてみても、この案は本気でトランプ氏が考えている可能性が高いです。

ただ、ウクライナへの武力侵攻はロシアが開始したものであり、この案は武力侵攻や侵略行為を肯定する結果に繋がる恐れがあるため、一時的に目先の戦闘を止めることが出来たとしても、その後に別の戦争や領土拡大の口実を与える結果に繋がると思われます。
中国の台湾侵攻などがその典型例で、アメリカがこのような政策をしてしまった時点で、世界秩序は第二次世界大戦と全く同じレベルまで落ちるかもしれません。

 

トランプ氏、終戦へ領土割譲案　クリミアやドンバス、米報道
https://www.47news.jp/10759584.html

【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は7日、ロシアのウクライナ侵攻を巡り、トランプ前米大統領がウクライナに南部クリミア半島や東部ドンバス地方（ドネツク、ルガンスク両州）の国境地帯をロシアに割譲するよう圧力をかけることで終戦に持ち込めると周囲に語ったと報じた。関係筋の話としている。

 

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