＊東京電力ライブカメラ
4月24日に福島県の福島第一原発で設備に電源を供給するシステムが一部停止し、それによって処理水の海洋放出なども緊急停止したことが分かりました。
東京電力の発表によると、4月24日午前10時43分頃に福島第一原発で設備に電気を供給する系統の一部で異常があり、電源のうちA系と呼ばれる系統が停止。
この影響で19日から行われていた処理水の海洋放出も自動的に停止し、核燃料デブリや使用済み核燃料の冷却など重要な設備への電気の供給はほかの電源に切り替えるなどして対応していると発表されています。
また、電源が止まる直後の時間帯に、大型機器点検建屋西側の屋外で掘削作業をしていた作業員が負傷する事故があり、停電と何らかの関係があるのではないかとされていました。
掘削作業で電源ケーブルを損傷した可能性が高く、今のところは周辺の放射線量を測定するモニタリングポストなどの値にも異常は無いとのことです。
あまり大きく報道されていませんが、福島第一原発では今年に入ってからも何度かトラブルが発生中で、依然として事故対応は現在進行系となっています。
福島原発事故は過去のものではなく、今も目の前で発生している事象として受け止める必要性があると言えるでしょう。
東京電力 福島第一原子力発電所 所内電源A系停止について（続報2）
https://www.tepco.co.jp/press/mail/2024/1667520_9010.html
2024年4月24日
東京電力ホールディングス株式会社本日(4月24日）午前10時43分頃、所内電源A系が停止について、その後の状況をお知らせします。
午前10時43分頃に発生した所内電源A系の停止に伴い、免震重要棟M/Cの電圧がなくなりました。
このため、午前10時43分に実施計画第1編第29条で定める運転上の制限「免震重要棟の維持に必要な交流高圧電源母線が受電されていること」を逸脱したと判断しました。
福島第一原発 電気供給系統の一部が停止 処理水の放出止まる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014431501000.html
24日午前、福島第一原子力発電所で所内の設備に電気を供給する系統の一部が停止し、処理水の海への放出が止まるなどの影響が出ています。核燃料デブリなどの冷却は継続しているということで、東京電力が原因を調べています。
東京電力によりますと、24日午前10時43分ごろ、福島第一原発で所内の設備に電気を供給する電源のうちA系と呼ばれる系統が停止したということです。
福島第一原発で電源の一部が停止 処理水の海洋放出が止まる https://t.co/QfFiRHzfI7
東京電力福島第一原発で、外部から電力の供給をうける系統の一部が24日午前10時43分ごろに停止した。この影響で19日から行われている処理水の海洋放出が停止しているという。
— 朝日新聞(asahi shimbun） (@asahi) April 24, 2024
福島第一原発で電気供給が停止、処理水の放出がストップ
🇯🇵#東京電力 によると、24日午前10時43分ごろに #福島第一原子力発電所 で設備に電気を供給する系統の一部が停止したという。この影響で、#処理水 の放出が止まったとのこと。… pic.twitter.com/pLHslBAWk8
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) April 24, 2024
福島第一原発 電気供給系統の一部が停止 処理水の放出止まるhttps://t.co/LoAubtgILq#nhk_video pic.twitter.com/u71EVlTlvw
— NHKニュース (@nhk_news) April 24, 2024
福島第一原発事故は未だ終わっていない。 pic.twitter.com/rZsbkvWiKm
— BULLET (@nbe222) April 24, 2024
福島第一原発の電源停止について、続報がでました。
作業員が掘削作業で電源ケーブルを損傷し、電源停止したものと思われると。…— 青木美希 新刊『なぜ日本は原発を止められないのか？』５刷／『地図から消される街』８刷 (@aokiaoki1111) April 24, 2024
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