4月27日に強い磁気嵐の乱れを観測しました。
これは先日の太陽風を観測したものだと思われ、北米や日本などの地磁気観測所で昨夜から大きな変動が報告されています。
また、太陽フレアも複数発生していますが、現時点で大型の太陽フレアが地球に接触したとの情報はないです。
先週の太陽フレア連発から一服した可能性が高いと見られ、現在の黒点から大きな太陽フレアが発生しなければ、しばらくは落ち着くと思われます。
一方で、強い磁気嵐の観測もあって、電子数の高止まり状態が続き、地震の発生リスクもやや高いです。
先程に小笠原諸島で発生したマグニチュード6.9地震が対応地震の可能性もありますが、引き続き地震への注意はしてください。
気象庁 地磁気観測所
https://www.kakioka-jma.go.jp/
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
NASA太陽フレア予想
https://iswa.gsfc.nasa.gov/IswaSystemWebApp/
2024/ 4/27 13:26 更新
太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が続きました。担当 篠原
太陽風の速度は、320km/秒と低速の状態が続き、
グラフの最後で370km/秒へ少し上がっています。
磁場強度は、10〜13nTと強まった状態が続いています。磁場の南北成分は、
-5〜 -10nTの南向きが今朝まで続きました。
磁気圏の活動も強まった状態が続き、
AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が
連続的に発生しています。
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