*SOHO衛星
太陽において多数の大型太陽フレアの発生を観測しました。
NASA(アメリカ航空宇宙局)や宇宙天気ニュースの観測情報によると、5月31日に太陽フレアの分類で最大級のXクラスがX1.1とX1.4の2回観測され、その後も翌日未明にX1.0やM7.3など非常に強い太陽フレアを複数観測。
太陽フレアの多くは今週に出現した巨大黒点から発生したもので、一部は地球に接触する恐れがあると予想されています。
太陽フレアが地球に接触するのは発生から2~3日後で、仮に直撃だとすれば週明けくらいになりそうです。
また、巨大黒点の活動が強まっていることから、今後もさらなる強い太陽フレアが5月上旬のような形で連続発生する恐れがあり、引き続き太陽活動に注意が必要だと言えるでしょう。
2024/ 6/ 1 13:29 更新
太陽風は低速の状態が続いています。X1.1の大規模フレアが発生しました。担当 篠原
太陽風の速度は、360km/秒から340km/秒へ、
小さい変化ですがゆっくりと下がっています。
磁場強度も5nTから4nTへ下がっています。低速の穏やかな状態が続いていて、
CME(コロナ質量放出)による乱れは到来していない様です。太陽風磁場の南北成分は弱い南寄りの傾向が続き、
AE指数は300nTと小規模の変化が連続的に発生しています。
NASA太陽フレア進路予測
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
太陽フレア早期予報
https://iswa.gsfc.nasa.gov/IswaSystemWebApp/iSWACygnetStreamer?timestamp=2038-01-23+00%3A44%3A00&window=-1&cygnetId=261
6月2日午前3時29分頃にX1.0、午前4時23分頃にM7.3のフレアが発生しました。
Xフレアの後にMフレアが発生している様子とMフレア発生時にCMEが発生している様子をGIFにしました📸太陽を囲むように放出されるハロー型CMEが確認されているので約3日後に地球に影響がでそうです。#太陽フレア pic.twitter.com/AEx7pUwtfH
— アタマエ2 (@Seismicnaa2) June 2, 2024
6月1日午後5時29分頃、X1.4の大規模フレアが発生しました。今日で2つ目のXフレアです。#太陽フレア pic.twitter.com/yOLuSEtPlX
— アタマエ2 (@Seismicnaa2) June 1, 2024
太陽フレアとオーロラがセットで語られてるのしっくりきてないやつ15秒これ見ろ
pic.twitter.com/icmcS6jPbj— 佐々木亮@恒星フレア (@_ryo_astro) May 11, 2024
太陽フレアの謎解明 太陽大気を隙間なく高精度観測する衛星、28年打ち上げへ https://t.co/Pkc4hnzFRh
太陽が、現代社会を脅かす存在となっている。太陽の表面で太陽フレアと呼ばれる爆発現象が発生すると、通信障害やGPSの精度低下、大停電などを引き起こす可能性があるからだ。
— 産経ニュース (@Sankei_news) June 1, 2024
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