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日本時間の11時36分ごろに太陽黒点の活動領域13766において、最大級X1.5クラスの大規模フレアが発生しました。
Xフレアが発生するのは7月16日以来で、前回と違って地球の正面に位置している場所で発生したことから、地球への大きな影響も予想されています。
先日にもM9.9の太陽フレアが発生しており、NASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽フレア進路予想によると、この太陽フレアは7月30日15時(世界時30日6時)頃に地球と接触する可能性が高いです。
XクラスとMクラスの連発によって地球の地磁気への大きな影響が予想され、通信機器の障害や電子機器の異常、猛烈な太陽線による猛暑、オーロラの発生、地震や噴火などの地殻変動増加に注意してください。
太陽活動は2024年後半から2025年後半にかけて最大となる極大期に突入する見通しで、いよいよ極大期の本番が始まってきたのだと思われます。
NASA太陽フレア予想
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
2024/ 7/28 14:27 更新
Mクラスの中規模フレアの発生が続いています。CMEの発生も続いています。担当 篠原
昨日のニュース以降、Mクラスフレアの発生が続いています。
中心部南東(左下)の3765、3766、3767黒点群で、
M2.0、M2.7、M7.8、M9.9と、
Xクラスに近い規模を含めて、中規模フレアが4回発生し、
南西(右下)の3762群では、
M3.1、M3.4、M1.5が発生しています。M7.8とM9.9のフレアの様子を、
GOES衛星SUVI 131の動画で紹介します。
2つのフレアは連続する様に発生していて、
この動画では区別することができません。
【速報】X1.5フレア
日本時間11時36分ごろ、地球正面に位置する活動領域13766においてX1.5クラスの大規模フレアが発生しました。昨日に続いて同領域は非常に活発です。Xクラスは7月16日ぶりです。正面で発生したため地磁気への影響も予想されます。#太陽フレア pic.twitter.com/1nTnPN9LrJ— 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト | Solar Sci. Observatory, NAOJ (@naoj_taiyo) July 29, 2024
7月28日午前10時43分頃、ほぼXフレアであるM9.9の中規模フレアが発生しました。#太陽フレア pic.twitter.com/yrCqFAiSoq
— アタマエ2 (@Seismicnaa2) July 28, 2024
【太陽フレアに関する臨時情報(2024年07月29日 12時00分JST)】
この情報は、国立研究開発法人情報通信研究機構が配信しています。
担当:イジニョク
————————————————https://t.co/yaadvFMqYs— NICT 宇宙天気予報センター (@NICT_SWC) July 29, 2024
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