新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

ドル円が今年初の140円台に!日銀の中川審議委員が追加利上げを示唆 「金融緩和の度合いを調整していく」


*ドル円
ドル円が円高方向に傾き、9月11日に今年初となる140円台を記録しました。

円高に傾いた要因は日本銀行の中川順子審議委員の発言で、9月11日に講演会で今後の金融政策について語り、「(物価安定目標の持続的・安定的な実現の観点から)金融緩和の度合いを調整していく」と説明。
今後の追加利上げを示唆したことで円高ドル安方向に金融市場が動き、去年12月以来の1ドル=140円台となっています。

日銀の植田総裁も追加利上げの可能性は否定しておらず、追加利上げとなった場合、マイナス金利の解除から日銀の金融政策が大きく転換したことを意味していると言えるでしょう。
さらに今夜からアメリカの経済指標や統計発表が多数予定されていることから、このような統計情報の数値によってもドル円市場は大きく動きそうです。

 

見通し実現なら緩和調整、市場はしばらく不安定な状況-中川日銀委員
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-11/SJJJCMT1UM0W00?srnd=cojp-v2

日本銀行の中川順子審議委員は11日、先行きの金融政策運営について、日銀の経済・物価の見通しが実現していけば緩和度合いを調整するとしつつ、金融市場の変動による影響を踏まえて判断する必要があるとの見解を示した。秋田県金融経済懇談会で講演した。

中川氏は、足元の実質金利が極めて低い水準にある中で、見通しが実現していくとすれば、2%の物価安定目標の「持続的・安定的な実現の観点から、金融緩和の度合いを調整していく」と説明。緩和調整に際しては、8月の金融市場の急変動を踏まえて「市場機能や企業の資金調達行動の変化が、見通しの実現する確度やスピードに与える影響について丁寧に評価を行い、判断をしていく必要がある」と述べた。

円相場 一時1ドル=140円70銭台まで値上がり 去年12月以来水準
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240911/k10014578841000.html

11日の東京外国為替市場、円相場は一時、1ドル=140円70銭台まで値上がりし、去年12月以来の円高水準になっています。
市場関係者は「日銀の中川審議委員の講演での発言を受けて日銀がさらなる利上げを検討するとの見方から、円高が進んだ。アメリカの長期金利の低下などから、午後に入っても日米の金利差が縮小するとの見方が広がっていて、円が買われやすい環境が続いている」と話しています。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!