先日に太陽で観測された最大規模Xクラスの太陽フレアによって、世界各地で非常に強い磁気嵐を観測しました。
日本やアメリカの地磁気観測所では今月最大の変動を観測しており、先日から大気の乱れが全国的に強まっています。
NASA(アメリカ航空宇宙局)の観測情報によると、9月12日18時ごろには最大級のX1.2クラスが発生し、その後もMクラスの中規模な太陽フレアが2日間で14回も観測されています。
この規模の太陽フレアは数週間ぶりで、すでに第一波の太陽フレアが9月13日から地球の各地で磁気嵐として確認されました。
数日ほどは猛烈な磁気嵐の乱れが継続すると見られ、当面は磁気嵐や太陽フレアに誘発された災害や通信障害などに注意が必要です。
*太陽フレアは地球の磁気圏や磁力エネルギーを刺激し、内部のマントル対流などにも変化を与えることがあり、それによって地震や噴火のリスクも増加する可能性がある。
NASA 太陽風進路予測
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
カナダ地磁気観測所
https://geomag.nrcan.gc.ca/plot-tracee/ssp-1-en.php
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
関連過去記事
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう