＊欧州連合
欧州連合(EU)の行政執行機関トップであるフォンデアライエン欧州委員長が3月4日に「欧州再軍備計画」を行うと表明しました。
フォンデアライエン委員長はロシアのウクライナ侵攻やアメリカのトランプ政権などを理由にして、「われわれは再軍備の時代に突入した。欧州の安全を自らの手で守るため、防衛費を大幅に増額する用意がある」とコメント。
EU再軍備のために約8000億ユーロ(125兆円)の資金確保を目指すとして、これから加盟国に課している財政規律を緩和し、各国が防衛費を捻出しやすいように調整するとのことです。
EUとして統合されてからは欧州の軍事力は一定範囲に抑えられていましたが、ロシアのウクライナ侵攻をキッカケにして増加傾向が強まり、さらにアメリカのトランプ大統領がウクライナ支援の一時停止や軍派遣の縮小を示唆したことで一気にヨーロッパが再軍備路線へと動き出した流れだと言えるでしょう。
アメリカの後ろ盾が減るのならばこうなるのは至極当然で、日本においてもトランプ政権の重鎮であるエルブリッジ・コルビー氏(国防総省ナンバー3の国防次官)が議会公聴会で「日本の防衛費の水準が低すぎる」と不満を表明しています。
これまでアメリカが担当していた軍事力を世界各国に分散させるのがトランプ政権の方針であり、トランプ大統領によって再び世界は軍備拡張競争の時代に突入することになりそうです。
EU再軍備計画、125兆円規模 トランプ政権対応、抑止力強化も
https://nordot.app/1269607022165442951?c=39550187727945729
【ブリュッセル共同】欧州連合（EU）行政執行機関トップのフォンデアライエン欧州委員長は4日、EU加盟国の防衛力強化のために約8千億ユーロ（約125兆円）の資金の確保を目指す「欧州再軍備計画」を発表した。ウクライナ侵攻を続けるロシアに対する加盟国の抑止力強化や、欧州の防衛負担増を求めるトランプ米政権の要求に対応するのが狙い。
6日に開催されるEU特別首脳会議で議題となる。フォンデアライエン氏はブリュッセルで記者団に「われわれは再軍備の時代に突入した。欧州の安全を自らの手で守るため、防衛費を大幅に増額する用意がある」と強調した。計画で確保した資金をウクライナ支援にも活用するとした。
米国防次官候補、日本に防衛費の増額要求「GDP比3%」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN04E2B0U5A300C2000000/
【ワシントン=飛田臨太郎】トランプ米大統領が国防総省ナンバー3の国防次官（政策担当）に指名したエルブリッジ・コルビー氏は4日、議会公聴会で日本の防衛費の水準が低すぎると不満を表明した。国内総生産（GDP）比で3%を求めた。台湾には同10%程度まで増額するよう要求した。
コルビー氏は第1次トランプ政権で国防副次官補を務め「
英EU「再軍備銀行」構想、国防費確保 米関与低下に備えhttps://t.co/OaDhSkWNhP
— 日本経済新聞 電子版（日経電子版） (@nikkei) February 27, 2025
EU・フォンデアライエン委員長「125兆円規模の再軍備計画」ウクライナ支援や欧州の防衛力強化へ https://t.co/Wjfm4KYaV6
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) March 4, 2025
3/5（水） おはようございます
本日もどうぞよろしくお願いします(｀･ω･´)ゞほんとに第三次大戦がはじまりそうな・・・
巻き込まれたくないが日本も核武装しないとだなw
>>EU、125兆円を投入し「再軍備」、強靭な軍事力へ 欧州委員長https://t.co/ZIXAwLDNKo… pic.twitter.com/SzyVkmjvKd— おいちゃん＠いちおう株垢 (@Pham_925) March 4, 2025
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