国民民主党の玉木雄一郎代表は記者会見で今年夏の参議院選挙について、予算関連法案を単独提出できる21議席以上を目指すと表明しました。
玉木代表は物価高騰対策や手取りを増やす政策の実現が急務だと語り、年収の壁引き上げを含めた政策の早期達成を視野に入れて予算関連法案の提出権が必要だと強調。
また、今月中にも基本政策の方向性をまとめるとして、立憲民主党やその支援団体である連合との調整を行うとしています。
一方で、日本維新の会が提案したガソリン税の暫定税率廃止に関する与野党5党による協議体設置を拒否するとして、維新が主張しているガソリン減税は来年4月と時期が遅く、維新の提案に乗るつもりはないと反発していました。
維新の事実上の裏切り行為によって国民民主党と維新の間には深刻な亀裂が走っており、次の参議院選挙で国民と維新が全面対決となる可能性もありそうです。
国民、維新提案の5党協議を拒否 ガソリン暫定税率廃止で
https://www.47news.jp/12259735.html
国民民主党の古川元久代表代行は5日の記者会見で、日本維新の会が提案した、ガソリン税の暫定税率廃止に関する与野党5党による協議体設置を拒否する考えを示した。維新が来年4月の廃止を主張している点に触れ「国民の生活を考えるとすぐにでもやらないといけない。提案に乗るつもりはない」と話した。
国民民主、参院選で「21議席以上」目指す…玉木氏代表復帰「迷惑かけた」
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250304-OYT1T50248/
国民民主党の玉木代表は4日の記者会見で、夏の参院選の目標について、非改選の5議席も含め、参院で予算関連法案を単独提出できる21議席以上を目指すと表明した。
「全国の物価高騰に苦しむ国民の声を踏まえると、私たちが大きく、強くならないといけない。手取りを増やす夏にしたい」と意欲を示した。

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