*文科省
文科省が前川喜平・前事務次官の授業内容を調査した問題で、文科省が学校側に要請を出す前に自民党議員が授業経緯の照会をしていたことが分かりました。
報道記事によると、この自民党議員は自民党文科部会に所属する衆院議員で、文科省が調査要求をする前に、この議員が授業の経緯を調べていたとのことです。
文科省は「問い合わせたのは省としての判断だ」と説明していますが、事前に政府与党から何らかの要請があったとしても不思議ではないと言えるでしょう。
今回の調査行為については名古屋市長の河村たかし氏も文科省に不快感を表明しています。
<前川氏授業>自民議員が照会 文教族、文科省は影響否定
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180318-00000003-mai-soci
文部科学省が名古屋市教育委員会に、前川喜平・前事務次官が市立中学で講師を務めた授業の内容の報告や録音データの提供を求めた問題を巡り、自民党文科部会に所属する衆院議員が文科省に授業の経緯を照会していたことが政府関係者への取材で判明した。文科省はその後に市教委に問い合わせており、議員の照会が影響を与えた可能性があるが、文科省幹部は「問い合わせたのは省としての判断だ」と説明している。【伊澤拓也、山衛守剛】
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