6月18日に発生した大阪地震の影響で老朽化した水道管の問題が一気に表面化しました。大阪府の40年の法定耐用年数を超える水道管(老朽管)の割合は44・9%で、全国ワーストの記録となっています。
それが今回の地震で一気に壊れた形だと言え、震源地に近い場所では水道が止まる場所が続出しました。
大阪府の老朽管の延長は6890キロもあり、依然として修理費用の不足で悩んでいるところです。今回の大阪地震では計2500棟以上の建物被害が確認され、コンクリート壁の安全点検も問題として浮上しました。
水道管の問題と合わせて大阪の問題が表面化したと言え、これからの対応が急務となりそうです。
大阪の水道管、古すぎた…全国ワースト、地震対策が課題
https://www.asahi.com/articles/ASL6L6G45L6LPLBJ00M.html
大阪北部地震では水道管の破断などに伴う断水や漏水が各地で起きた。全国的に水道管の老朽化が問題になるなか、大阪府は、40年の法定耐用年数を超える水道管(老朽管)の割合が全国で飛び抜けて高い。人口が密集し、水道管がはりめぐらされた都市型の震災では、影響を受ける人が多くなり、改めて課題を浮き彫りにした格好だ。
建物被害2500棟超=危険度判定進む―国もブロック塀調査・大阪北部地震
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180621-00000068-jij-soci
最大震度6弱を観測した大阪府北部を中心とする地震では、21日までに計2500棟以上の建物被害が確認された。
震源に近く被害の大きかった高槻市などは集計が遅れており、数は今後増える見通し。府内の自治体は、損壊した建物などの応急危険度判定を急ピッチで進めている。
いいね!しよう