*大阪周囲の断層
6月18日に大阪で発生した震度6弱の地震について、最新の調査で2つの断層が同時に動いていたことが分かりました。
調査を行ったのは東京大学地震研究所の加藤愛太郎准教授で、NHKのインタビューに対して「地震波の分析から、まず北側にある断層がずれ動き、それとほぼ同時に南西側の断層が動いて、今回の地震が起きたと考えられる」とコメントしています。
今回の地震は1つの断層が動いたと見られていましたが、実際には長さが4キロほどの断層が2つ同時に動いた形です。大阪の地下には複数の断層があり、この地震によって周囲の断層に大量の歪が発生したと見られています。
本震が発生した後の有感地震は回数が40回を突破し、まだ地震活動が完全に収まる気配はないところです。
平成30年6月18日07時58分頃の大阪府北部の地震について(第4報)
http://www.jma.go.jp/jma/press/1806/25b/201806251400.html
大阪北部地震 2つの断層が同時に動き発生か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180625/k10011495291000.html?utm_int=all_side_ranking-social_003
1週間前に大阪府北部で震度6弱の揺れを観測した地震は、2つの断層がほぼ同時にずれ動いて起きたと見られることが専門家の分析でわかりました。専門家は複数の断層が関係し、活発な地震活動が続いているとして、引き続き、注意が必要だと指摘しています。
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