アメリカと中国が貿易戦争状態に突入しました。7月6日にアメリカのトランプ大統領は「中国がアメリカの知的財産権を侵害している」と反発し、中国製品に25%の関税を上乗せして輸入を制限する制裁措置を発動。
これに対して中国側は「アメリカは経済史上最大の貿易戦争を発動した。これは典型的な貿易覇権主義であり、世界経済の回復を妨げ、グローバルな市場に動揺をもたらすものだ」との声明を出して、アメリカへの報復関税を検討していると発表しました。中国の報復関税はアメリカと同じで25%の上乗せになる見通しです。
当初はトランプ大統領のパフォーマンスだと見られていただけに、実際に制裁措置が決定されたことに市場も大きく動揺しています。
アメリカ 対中国の関税発動 中国も報復へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180706/k10011515031000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002
アメリカのトランプ政権は、中国がアメリカの知的財産権を侵害しているとして中国製品に関税を上乗せして輸入を制限する制裁措置を発動しました。中国も直ちにアメリカからの輸入品に報復の関税をかける方針で、米中間でエスカレートする貿易摩擦が日本経済に及ぼす影響が懸念されます。
中国が対米報復関税発動 大豆・自動車など545品目 https://t.co/TniiJwMnTd
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年7月6日
【貿易戦争は続く】本日午後、トランプ政権は関税引き上げを行う予定で、アベと違って中国も対抗処置をとる。トランプ政権の言動はぶれやすいが、ただ今回の背景の先端技術での競争へのアメリカの危機感は深く、強硬路線は簡単には止まらないだろう。https://t.co/HT4LPpYpp7
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2018年7月5日
報復関税が必要=中国 https://t.co/NPTOlVIHdE
— 岡三マン (@okasanman) 2018年7月6日
国産品愛好をせず、安ければ中国製品に飛びついて、「お前らも競争して安くしろ、死ぬ気で働け」と言う、そういう老人のシバキ主義を、ネオリベが高尚な「理論」で補強してしまう。だから関税を掛けて「高くても日本人を雇え、日本製品を買え、それが愛国だ」と言う必要がある。トランプは正しい。
— irr BOT (@irrTenko_bot) 2018年7月5日
トランプ政権は中国に対する大規模な制裁関税を発動。中国も直ちに報復措置を。米中貿易戦争が火蓋を切って落とされた。今から1年半前、トランプ政権が出来た当時、私は下記の著書を刊行して米中対決を予測したが、事態は果たしてその通りの展開となった! https://t.co/VDKXt1nSR3
— 石平太郎 (@liyonyon) 2018年7月6日
マーケット・エコノミストの尾畑です。いよいよ本日、米国の対中国輸入関税が導入されます。中国も米国で動きを確認後、報復関税を適用する予定です。輸入関税は米国経済にプラスかマイナスか見方が分かれており、市場の反応が注目されます。私の見方は後者です。
— 野村證券 (@nomura_jp) 2018年7月5日
🇺🇸米通商代表部(USTR)
日本時間7月6日 午後1時1分(米東部時間6日 午前0時1分)
以降に米国に到着したり、国内の保管庫から取り出されたりした輸入品から関税を徴収すると通知を出した。🇨🇳中国
「米国の発動後 直ちに報復」トレード
ダウ先物、中国株、為替の動きなど見ながら冷静に👍 pic.twitter.com/KmlPZtC4Ie— にこそく(市況民) (@nicosokufx) 2018年7月6日
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