西日本豪雨で自衛隊が災害支援の一環でコンビニのトラックなどを緊急輸送した問題が議論となっています。問題視されているのは自衛隊が運んだ物資が店頭でしか買えないという部分です。
今回の支援策について立憲民主党の真山勇一・参議院議員は「自衛隊が運んだのは、被災者への救援物資 ではなく普通に店で売る商品ということのよう。ということはお金がなければ買えない?というのに引っかかるのはおかしいでしょうか」と疑問を投げ掛けています。
議論が非常に大きく盛り上がったことを受けて、自民党の世耕弘成大臣も「政府と #コンビニ 連携を批判する声がありますが、呉や三原では道路麻痺のためコンビニ、スーパーに物がなくなり、この復旧が喫緊の課題でした。コンビニは災対基本法上の指定公共機関。
勿論他地域では避難所で無料食料提供等被害状況に合わせた対応中。災害には地域に合わせた多面的対応が必要です」などと反論のコメントを投稿しました。
ネット上の意見だと「無償で配るべき」「緊急時はまだ続いているから店頭販売は疑問」というような声もあり、自衛隊が有料販売の物資を運んでいることに関して今も賛否両論となっています。
【SNS更新】「広島県呉市内の同じコンビニの今日の朝7時と昨日の朝7時の食品棚の写真です。自衛隊による緊急輸送など、昨日の官民一体となった物流強化によって、おにぎりや弁当については、欠品なく商品を提供できるようになるなど、物資供給は大きく改善しました。」 pic.twitter.com/dSiG3RSVYG
— 首相官邸 (@kantei) 2018年7月13日
【SNS更新】「本日、生活に欠かせない飲料水やカップ麺などを、自衛隊が各店舗まで直接運ぶ、緊急輸送を実施しています。――この緊急事態に際し、官民一体となって、物資不足の解消、生活への不安の解消に取り組んでまいります。」全文はhttps://t.co/MDpJdXysl8https://t.co/NKS1qp9cLp pic.twitter.com/pufIFZcCFs
— 首相官邸 (@kantei) 2018年7月12日
首相官邸のツイート、緊急でありとりあえずよかったと思ったのですが…
自衛隊が運んだのは、被災者への救援物資 ではなく普通に店で売る商品ということのよう。ということはお金がなければ買えない?というのに引っかかるのはおかしいでしょうか。 https://t.co/Vw8F6Y9ywL— 真山勇一 参議院議員 (@MayamaMia) 2018年7月14日
#呉市 内のコンビニ、本日午後の配送が終わってしばらくたってからの弁当とパンの棚の状況。ようやく十分な配送ができるようになりました。 pic.twitter.com/3sV2MJaIHb
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) 2018年7月12日
リプで官民連携に批判の声が目立ちますが、呉や三原では道路麻痺のためコンビニ、スーパーに物がなくなり、この復旧が喫緊の課題でした。コンビニは災対基本法上の指定公共機関です。
勿論避難所では無料食料提供等被害状況に合わせた対応中。災害には地域事情に合わせた多面的対応が必要です。 https://t.co/v7j0wnST4D— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) 2018年7月13日
関連過去記事
海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」、コンビニトラックなどを被災地に輸送!西日本豪雨で緊急連携
https://johosokuhou.com/2018/07/15/7679/
いいね!しよう