記録的な猛暑の影響が全国各地に広がっています。東京都内では今月だけで熱中症が原因となった死亡報告が38人もあり、22日までの3日間で21人の死亡が確認されました。
死亡した方の住居は殆どがあまりエアコンが動いておらず、扇風機程度の対策だったと報じられています。
また、京都の有名な祇園祭の行事の一つである「花傘巡行」も猛暑の影響で中止が決定しました。主催する団体は「子どもの保護者からも熱中症を心配する声や参加を遠慮したいとの申し出があり、安全性を考えて中止することにしました」とコメントし、参加者からも不満の声が多くあったと明かしています。
富山県射水市の万葉線の中新湊駅では暑さで線路が歪み、越ノ潟駅行きの2両編成の路面電車の先頭車両が脱線。猛暑の影響は各地に波及しており、今後も行事やイベントの中止だけではなく、交通インフラにも影響を与えそうです。
熱中症の疑いで今月38人死亡 東京都内
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180723/k10011545151000.html?utm_int=all_side_ranking-social_003
熱中症の疑いで東京都内では今月に入って38人が死亡していることがわかりました。エアコンを使用していなかったケースが多く、東京消防庁は、冷房を適切に利用し、こまめに水分をとるよう呼びかけています。
京都 祇園祭「花傘巡行」 猛暑で中止
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180721/k10011543361000.html?utm_int=all_side_ranking-access_001
京都の夏を彩る祇園祭の行事の一つで、来週24日に行われる予定だった花傘巡行について、主催する団体は、猛暑が続き熱中症が懸念されることから中止を決めました。暑さを理由に花傘巡行が中止されるのは初めてです。
路面電車が脱線 暑さでレールゆがんだか 富山 射水
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21日、富山県射水市にある路面電車、万葉線の駅で電車の先頭車両が脱線しました。乗客や乗務員にけがはありませんでしたが、運行会社は、暑さでレールがゆがんだことが原因の可能性もあるとみて調べています。
猛暑 プールでも熱中症に注意 使用中止の学校も #nhk_news https://t.co/Vi3iMixD3t
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年7月23日
東京都心で38.3度!
猛暑だった2013年以来の暑さ、歴代5位。まだ上がるかもしれません。不要不急の外出は控えて。 #熱中症— 斉田季実治 (@tenki_saita) 2018年7月23日
暑いからクーラーは使うんだけど、21世紀の冷暖房は建物丸ごとセントラル管理になると信じてたよ。
クーラーや冷蔵庫の廃熱は給湯器に、街の暑さ寒さは発電に、ヒートポンプ回してれば世界に平和が訪れて、殺人的な猛暑や寒波とはサヨナラだと思ってた。
あの頃の未来に僕らが立っていないよね…。— 所長おち (@02320_ochi) 2018年7月23日
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