10月2日に新しい内閣のメンバーが正式に発表されました。
安倍晋三首相は初日の挨拶で「この内閣はそれぞれのポジションで腕を磨いてきた実務型の人材を結集しました。いわば、明日(あす)の時代を切り開くための全員野球内閣であります」と述べ、全員野球内閣だと強調。
優秀なメンバーをそろえたとして、日本の問題に取り組むとしています。
ただ、内閣の柱となっている菅官房長官や麻生太郎副首相らは変わらず、野党からは「まるで閉店セール」との批判も噴出しているところです。
先の自民党総裁選で安倍晋三首相と激しく戦った石破茂氏も「全員野球だって言葉だけで言われても困る。何を言わんとしているのか、これから明らかになると思う。みんなで力あわせてやるってのは、当たり前の事なんで」と指摘しており、身内の自民党議員からも批判の声が多くありました。
官邸 安倍内閣総理大臣記者会見
http://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2018/1002kaiken.html
この内閣は、それぞれのポジションで腕を磨いてきた実務型の人材を結集しました。いわば、明日(あす)の時代を切り開くための全員野球内閣であります。しっかりとした政権の土台の上に、12人の初入閣の皆さんには、これまで培ってきた経験や知見を思う存分発揮していただきたい。共に平成のその先の時代に向かって、希望にあふれ、誇りある日本を築き上げていきたいと考えています。
新しい安倍内閣のチャレンジに国民の皆様の御理解と御支援を賜りますように、よろしくお願いを申し上げます。
私からは以上であります。
【詳報】石破氏、首相の全員野球内閣「厳しい試合だ」
https://www.asahi.com/articles/ASLB23D0XLB2UEHF003.html
自民党の石破茂・元幹事長は2日深夜、「全員野球内閣」の行方について「ものすごく厳しい『試合』だと思う。内政、外交ともに」と辛口の見通しを示した。「全員野球だって言葉だけで言われても困る。何を言わんとしているのか、これから明らかになると思う。みんなで力あわせてやるってのは、当たり前の事なんで」と首をかしげた。
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