12月13日から欧州のポーランドで開催されている地球温暖化対策の国際会議「COP24」が大荒れになっています。先進国側は「地球全体の環境問題を改善するべきだ」として、環境保全に向けた具体策を求めましたが、これに対して発展途上国側は「先進国との間では技術や能力に差があり、異なるルールで検証すべきだ」と反発。
環境保全よりも経済発展を優先したい発展途上国と、経済発展よりも環境保全を優先したい先進国側で意見が真っ向から対立しています。
今回のCOP24では具体的な各国の目標数値を定める予定でしたが、あまりにも意見の対立が酷いことから、異例の会期延長を決めて現在も議論が続いているところです。
各国の姿勢や反応もバラバラで、オーストラリアでは子どもたちが環境対策を求めて学校をストライキして抗議デモを実施しています。環境保全を求める市民側と経済発展を優先したい企業側の意見もあり、発展途上国と先進国の対立に政府・企業・市民などの意見が入り乱れている状態です。
一方で、地球温暖化そのものへの懐疑論も浮上し、世界的に意見がまとまる気配が全くありません。
地球温暖化対策の会議「COP24」は「パリ協定」の実施に必要なルールをめぐり、先進国と発展途上国の対立が解消されていません。議長国のポーランドは新たなルールの案を示す方針で、会期を延長して交渉が続けられます。
日本のメディアでも、ネット上でも全く話題になっていないけど、ただ今、温暖化対策の国際会議 #COP24 がポーランドで開催中。一方、オーストラリアでは、同国政府の温暖化対策への後ろ向きな姿勢に対し、子ども達が学校をストライキして、デモを行っている。https://t.co/uRsH44lLoC
— 志葉玲 (@reishiva) 2018年12月14日
【COP24現地レポート】現地の山岸です。最終日の交渉はやはり難航しているようです。この写真の画面のように19時開催予定と書いてあった総会が、今、22時に延期になったとの情報が入りました・・・。https://t.co/DtgDok1Hil#wwfjapancop #cop24 pic.twitter.com/wPqcMlrrdR
— WWFジャパン (@WWFJapan) 2018年12月14日
ヨーロッパで温暖化対策の遅れの責任を問う集団訴訟が相次いでいます。ポーランドで開かれている地球温暖化対策の会議COP24の最新の議論とともに今夜の番組でお伝えします。
— 国際報道2018 (@nhk_bs22) 2018年12月14日
#COP24 一部の合意を断念、先進・途上国間に相違|毎日新聞 https://t.co/7k17kq5jHb 大きな対立点の一つが、途上国に対する先進国の資金支援についてだ。「『資金』の問題は途上国にとって非常に重要だ」。インドやブラジル、中国などの新興国の代表が会場で記者会見し、先進国側の姿勢を批判した。
— 気候変動の向こう側 (@Beyond_Climate) 2018年12月14日
【COP24最新情報】COP24は最終日。停滞する交渉の打開をめざして、世界各地のNGOメンバーが会議の中央にある大階段に座り込み、各国政府に対して気候行動の強化を訴えるアクションを行いました。https://t.co/DtgDok1Hil#wwfjapancop #cop24 pic.twitter.com/CkR5OkgDC7
— WWFジャパン (@WWFJapan) 2018年12月14日
さすが #COP24 最終日。追っかけても追いつけないくらい歩くPRネタみたいな面白い人たち、物たちが蔓延っている。ポイントは総じてファッショナブル/アイロニカル、異議あり/意義ありhttps://t.co/VzRTIabneT pic.twitter.com/mQrOOWag9c
— An Ko(こしあん) (@Koshi_Ann) 2018年12月14日
#COP24 も最終日。このままでは2030年にも気温が1.5度上昇するというレポートから、若者たちが「あと12年しかない」と警告しました。 pic.twitter.com/oFtZxggFbg
— 朝日新聞環境取材チーム (@asahi_kankyo) 2018年12月14日
COP24、台湾も代表団派遣 パリ協定順守の姿勢をアピール https://t.co/3qjFMzshoe
昨年、中国の圧力により入場を拒まれた台湾。今回会議出席にこだわらない姿勢を取った蔡氏は、台湾は国連には加盟していないが、友好国と2者会談などを行うことで台湾の声を国際社会に届けられるとの考えを示した。 pic.twitter.com/FKF2kMKoAE
— 台湾ニュース@中央社フォーカス台湾 (@focustaiwanjapa) 2018年12月14日
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