経済産業省の「貴金属流通統計調査」で、データに誤りが発覚しました。この統計調査では金とプラチナ、パラジウムの毎月の流通量をまとめており、去年11月に外部の事業者からの指摘でミスが判明。
報道記事によると、平成15年以降のデータの一部で月や年の初めの在庫の数量が記載されていなかったり、年末の在庫の数量を誤って、1月から12月の在庫数量を足し上げたデータで記載していたとのことです。
このような誤りの原因は担当者の引き継ぎ不足や計算ミスだと見られ、誤りが常態化していた可能性があるとして、経済産業省は今月中にも修正作業を終わらせるとしています。
先日に厚生労働省で統計不正が発覚しただけに、新しいミスの浮上は政府機関への不信感を深めることになりそうです。
厚生労働省で不適切な統計調査が明らかになる中、金などの流通量を毎月公表する「貴金属流通統計調査」でデータの一部に誤りがあったことが分かり、所管する経済産業省は今月中をめどに修正を行うことになりました。
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