1月21日に東洋大学の男子学生が教授の竹中平蔵氏を批判したところ、大学側に2時間以上も拘束されて「退学処分」を警告されたことが分かりました。竹中平蔵氏を批判したのは東洋大学の「東洋大立て看同好会」で、大きな看板に白い文字で「竹中平蔵による授業反対!」と書いて学校で竹中平蔵氏を批判。
同時に竹中平蔵氏の構造改革が日本をダメにしたとして、竹中平蔵批判のビラも配布していました。
竹中平蔵氏は2016年から東洋大学の教授を務めており、前々から大学で授業を行っています。看板を見つけた大学側は看板の強制撤去を行い、「大学の秩序を乱した」として看板を設置した男子学生を約2時間半も取り調べました。
最終的に東洋大学は看板を設置した男子学生に「退学処分」を警告し、男性学生の行動を強く批判したとのことです。
ネット上では東洋大学に対して、「言論封殺だ!」「学生の意見を潰しているだけ」「自主性を育てるとは真逆」などと批判の声が相次ぎ、現在進行系で物議を醸しています。
これが完成版です #立て看 #東洋大学 pic.twitter.com/FcFpvr6ili
— 東洋大立て看同好会 (@6N8JeOXEKgmbO21) 2019年1月20日
ビラも配布しました!#東洋大 #立て看 #ビラ pic.twitter.com/K5ho8MVGFd
— 東洋大立て看同好会 (@6N8JeOXEKgmbO21) 2019年1月21日
立て看設置&ビラまき、同時決行!
しかし、大学当局によりあえなく撤去、その後2時間半にわたる取り調べとなりました。#立て看 #ビラ #東洋大学 #南門 pic.twitter.com/an9r4S4gYM— 東洋大立て看同好会 (@6N8JeOXEKgmbO21) 2019年1月21日
仮に竹中平蔵氏が東洋大学の学長であっても、言動を学生が批判する自由は存在するはずだが、一教授に過ぎない竹中平蔵氏、そして政府の政策に深く関与して若者の労働環境等を悪化させている竹中平蔵氏を学生が批判したくらいで「退学」にするなど、大学の自殺行為でしかない。https://t.co/et4N5Ba9Rk
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2019年1月22日
東洋大学の指導部は、自分が何をしているかわかっているのか。それとも、その意味を理解できない人間しか東洋大学の指導部にはいないのか。社会の権威主義化はここまで来た。竹中平蔵という一「政商教授」も、批判が許されない「権威」と化し、大学という教育機関がその権威主義の図式に従属している。
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2019年1月22日
東洋大は「「学則に違反する行動」として、「学生の本分」から外れ、「大学の秩序」を乱したと決めつけ…「退学処分」を警告した」というが、竹中に対し立て看・ビラで批判するのは当然の批判精神の発露であって、東洋大の大学らしさは彼によって担保されている。https://t.co/NXQZt0nFVb https://t.co/3mou9ediO3
— 新出 (@dellganov) 2019年1月22日
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