今年4月に総選挙が実施されるイスラエルで、政治情勢が大きく変化しています。現在はネタニヤフ首相が率いる右派政党「リクード」が多数派となっていますが、2月21日に元参謀総長ガンツ氏が立ち上げた新党と別の政党が統一会派の結成を宣言。
2つの中道政党がまとまったことで、数の上ではリクードときっ抗する勢力となりました。
また、ネタニヤフ首相の強行的な外交政策に関しても批判的な声が強まっており、対話路線を求める人達の受け皿としても期待感が高まっています。
昨年から続いているシリア空爆を巡ってイランとの対立が激化していますが、4月の総選挙の行方によっては中東情勢全体が大きく動くことになりそうです。
ことし4月に総選挙が行われる中東のイスラエルで、2つの中道政党が与党に対抗して統一会派を組むことで合意し、右派政権の継続を目指すネタニヤフ首相にとって強力なライバルとなりそうです。
イランの外相は、敵対するイスラエルがシリアに展開するイランの軍事拠点に対し、空爆を行っていることについて「重大な国際法違反で、戦争の危険を高めている」と強く非難しました。
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