*ソウル
外務省が韓国への渡航者に注意喚起を発表しました。
外務省は3月1日で日本統治下の朝鮮半島で独立運動が始まってから100周年の節目を迎えることから、日本人を対象にしたデモ運動や暴行があるかもしれないとして厳重な警戒を呼び掛けています。レーダー照射問題などから日韓関係が悪化していることもあり、政府関係者も「韓国で日本人がデモに巻き込まれたり、危害を加えられたりすれば、悪化している日韓関係は破滅的になる」とコメント。
河野外務大臣からカン・ギョンファ(康京和)外相に懸念を伝えると同時に、日本人の安全に関わる重要な事案が生じる可能性がある場合に出される「スポット情報」を出す方向で検討中です。
過去には歴史問題のこじれから、日本人旅行者が暴行された事件もあるため、韓国に行く予定がある方は注意してください。
来月(3月)1日に日本統治下の朝鮮半島で独立運動が始まってから100年の節目を迎え、韓国内で日本への批判が高まるおそれがあることを受けて、外務省は自民党の会議で、渡航者に注意を喚起するなど不測の事態が起きないよう万全を期す考えを示しました。
韓国:「3.1独立運動100周年」に際するデモ等に関する注意喚起
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2019C025.html
●3月1日に国内各都市でデモ等が行われる可能性があります。最新の情報に注意するとともに,デモ等には近づかない等慎重に行動してください。
1 3月1日の「3.1独立運動100周年」に際し,ソウル,釜山,済州をはじめとする各都市において,市民団体等によるデモ等が行われる可能性があります。
2 つきましては,韓国への滞在・渡航を予定している方や滞在中の方は,最新の情報に注意し,デモ等が行われている場所には近づかない等慎重に行動し,無用のトラブルに巻き込まれることのないようご注意ください。
3 なお,デモ等に関する最新の情報については,大使館・総領事館から随時お知らせします。
4 万が一,被害に遭った場合や他の邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合には,大使館又は総領事館にご一報ください。
5 海外渡航の際には,万一に備え,家族,友人,職場等に,日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるように必ず在留届を提出してください。
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるように,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
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