横畠裕介(よこばたけ ゆうすけ)内閣法制局長官の発言が物議を醸しています。問題となっているのは6日の予算委で、野党議員の質問をやゆした横畠氏の発言です。
横畠氏は立憲民主党会派の小西洋之議員に対し、「このような場で声を荒らげて発言することまで含むとは考えていない」と述べ、野党議員は声を荒げていると批判しました。
内閣法制局は政府提出法案に憲法違反などがないか厳重にチェックする「法の番人」で、基本的に「国権の最高機関」とされる国会への批判は越権行為として禁じられています。国会関係者は「本来ならば野党は審議拒否して横畠氏のクビを取りに行ってもいい」というような発言も飛び交っており、金子原二郎参院予算委員長も遺憾の意を表明。
現在も与野党の双方から批判の声が噴出しています。ただ、安倍政権は横畠氏の辞任要求までは認めておらず、あくまでも謝罪だけで対応する可能性が高いです。
法制局長官発言、岡田克也氏「ボスを見るとそうなる」
https://www.asahi.com/articles/ASM384TZFM38UTFK01C.html
国会批判? 「越権行為」に広がる波紋 法制局長官発言に厳重注意
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190308-00000095-mai-pol
#報ステ から、後藤謙次氏の解説。
法制局長官というのは、内閣がつくる政策、立法について、法律制度全体の中で整合性があるかどうか審査した上で、その解釈を国会で答弁する。中立性を貫く。その長官が野党議員の発言にケチをつける。こんな長官は見たことがない。しかもニヤニヤした発言で撤回。 pic.twitter.com/VLwHDf3WKj
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2019年3月6日
テレビは横畠長官の報道ばかりしているが、こうした法制局長官を生み出したのは安倍総理による「人の支配」だ。安倍総理が「法の支配」の対義語である「人の支配」を知らなかった事実は、安倍総理が「自分のやっていることがなぜいけないのか」がさっぱり分からない独裁者であることを意味している。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) 2019年3月8日
野党議員「揶揄」の横畠・内閣法制局長官、辞任の意思なし。「十分反省しているつもり」(NHK7時ニュース)…「つもり」ってなんなの、頭にくる。 pic.twitter.com/2nvKRL1zFG
— 冨永 格(たぬちん) (@tanutinn) 2019年3月8日
3/6NEWS23
厚労省は組織的隠蔽はないと否定していたが、隠蔽の意図があったかどうか質問していなかった。横畠内閣法制局長官
「声を荒げて発言するような…」星浩キャスター「明らかに野党に対して腐している発言で、官僚の枠超えた発言。横畠氏のような姿勢では法の番人ではなく、政権の番人」と pic.twitter.com/dFMn4xnHfp
— 胡蝶蘭 (@3SC5vunUPhy5Env) 2019年3月7日
過去にも問題発言を繰り返してきた、内閣法制局長官としては異端の人物です。以前なら、どの発言でも一発退場だったと思いますが、今はファウルの累積にもならないようです。 https://t.co/rI8ySImD8j
— 小川一 (@pinpinkiri) 2019年3月8日
内閣法制局長官が野党を揶揄した国会発言で謝罪。辞任は否定した。というより、従来の憲法解釈をねじ曲げて集団的自衛権の行使容認に道を開いたこの人物が、いまも同じポストにあることに驚く。まだいたのか。「法の番人」ならぬ「政権の番人」。
— 上丸洋一 (@jomaruyan) 2019年3月8日
「法の番人」ではなく「政権の番人」
内閣法制局長官 横畠裕介。
官僚の越権行為マズいでしょw pic.twitter.com/rFKcgaixVs— もののふchan☆【軟式】 (@rizutan09) 2019年3月6日
いいね!しよう