景気動向指数や個人消費の悪化が野党から相次いで指摘されていますが、これについて安倍晋三首相が反論のコメントを出しました。
3月8日の趣旨説明で安倍首相は「全国津々浦々に景気回復の暖かい風が届き始めており、確実に経済の好循環が生まれている」と述べ、日本の景気は回復していると断定。
更に続けて、「国民生活にとって最も大切な雇用が大きく改善しているのは事実であり、『えせ好景気』とか『経済成長偽装』といった指摘は全く当たらない。引き続きアベノミクスを全力で推進し、少子高齢化が進む中でも力強い成長を続ける経済を作り上げることで責任を果たしていく」などと言及し、アベノミクスは成功しているとアピールしました。
厚生労働省の不正統計問題に加えて、先日に発表された景気動向指数の悪化からアベノミクスその物への批判が高まっていることから、安倍首相はあえて言及することで批判を払拭する狙いがあったと見られています。
安倍総理大臣は、景気の現状について確実に経済の好循環が生まれているとしたうえで、引き続きアベノミクスを推進し経済成長を実現する考えを強調しました。
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