日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が東京オリンピックの招致で賄賂を支払っていた疑惑で、今日にも正式な退任を表明することが分かりました。会長職は6月の任期満了で終了となり、後任としては柔道五輪金メダリストの山下泰裕・選手強化本部長の名前が浮上しています。
竹田会長の賄賂疑惑ではフランス当局が昨年12月に事情聴取を行い、訴訟に向けて本格的に動き出していました。今年1月に竹田会長が釈明会見を開くも、まともな説明が無いまま強制的に打ち切りの形となります。これによって竹田会長への批判が一気に強まり、会長職の維持が困難だと判断された可能性が高いです。
ただ、賄賂疑惑は竹田会長だけに収まるのかは不透明で、今後の捜査次第では影響が拡大することになると見られています。
JOC竹田会長、退任は「任期満了」で 潔白貫く 後任は山下泰裕氏有力
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190318-00000052-mai-spo
2020年東京五輪・パラリンピック招致を巡る不正疑惑で、フランス司法当局から贈賄容疑で捜査を受けている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)は19日、東京都内で開かれるJOC理事会で、退任する意向を表明する。JOC関係者によると、任期満了となる6月まで会長を務める見通し。招致疑惑には潔白との姿勢を貫くが、東京五輪への影響などを考慮して判断したとみられる。後任は柔道五輪金メダリストでJOCの山下泰裕・選手強化本部長(61)が有力となっている。
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