俳優の佐藤浩市さんが安倍晋三首相を揶揄(やゆ:からかう)したと話題になっています。
佐藤さんは24日公開予定の映画「空母いぶき」で自身が演じる総理大臣役について、「彼はストレスに弱くて、すぐにおなかを下してしまう設定にしてもらった」とインタビュー記事の中で発言。この発言はSNSなどで拡散され、「病人に対して不謹慎だ」「幻滅した」「抗議の連絡をした」などと批判の声が殺到しています。
インタビュー記事が掲載されたのは販売中の漫画誌「ビッグコミック」で、あくまでも役になりきるために設定を追加しただけだと佐藤さんは語っていました。
しかしながら、安倍首相の熱心な支持者である百田尚樹氏らは「三流役者が、えらそうに!! 何がぼくらの世代では、だ。人殺しの役も、変態の役も、見事に演じるのが役者だろうが!」と述べ、今回のインタビュー記事に大激怒しているところです。
過剰反応だとして百田尚樹氏らを批判している声もあり、現在進行系で炎上しています。
佐藤浩市が“首相を揶揄” ネット上で批判 漫画誌インタビュー記事
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190513-00000121-spnannex-ent
販売中の漫画誌「ビッグコミック」に掲載されている俳優の佐藤浩市(58)のインタビュー内容がインターネット上で批判されている。
三流役者が、えらそうに!!
何がぼくらの世代では、だ。
人殺しの役も、変態の役も、見事に演じるのが役者だろうが! https://t.co/UReRTd6KNe— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2019年5月12日
私は自分の作品の映画化に関して、キャスティングに口出ししたことは一度もない。
しかし、もし今後、私の小説が映画化されることがあれば、佐藤浩市だけはNGを出させてもらう。 https://t.co/bKAJf7dYgC— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2019年5月12日
『空母いぶき』を見にいくのを楽しみにしていた。愛読しているVoice で、西島秀俊さんの映画に関するインタビューを読んだからだ。ところが、佐藤浩市という俳優の方が安倍総理の持病を茶化すように筋書を変えたという話を聞いた。幻滅だ。わざわざ障害者や病人を馬鹿にする映画を観ても仕方ない。
— 岩田温@『偽善者の見破り方』予約受付中! (@iwata910) 2019年5月12日
ビッグコミック『空母いぶき』佐藤浩市インタビュー全文を読んでみた。つまり弱さを抱えながらも、背負うものに対する責任の重さから、成長する総理像を演じるため、キャラクター設定を強化したわけだ。「反体制」や「現首相への揶揄」で炎上する発言だとは到底思えない。この国の“世間”は恐ろしい。 pic.twitter.com/iPJkOvXYRK
— 清水 節 (@Tshmz) 2019年5月13日
映画『空母いぶき』で総理大臣垂水慶一郎役をやる佐藤浩市さんのインタビューに「安倍総理の病気を揶揄するな」「反日役者」「反日映画」とか言って激怒している人たちがいるみたいだけど、単に役になりきるために設定を追加しただけだろ。 pic.twitter.com/rch9Zwg1sY
— ロジ (@logicalplz) 2019年5月13日
https://t.co/pYJzyPyaNl
24日公開「空母いぶき」に佐藤浩市が総理大臣役で出演する。その総理大臣役について「彼はストレスに弱くてすぐにおなかを下してしまう設定にしてもらった」と発言したことにネット上で批判されているが、まぁ、第1次安倍政権はそういう意味も含めて終わったんだと思ってる。— Dr.サキ (@XKyuji) 2019年5月13日
まだ公開されてないんだろう? 観てもない連中がおかしなことで騒いで、日本を代表するような優れた俳優を潰すようなことがもし、起こったら、日本ではもう文化産業なんか無理ですよ。
https://t.co/iITRCWoSTr— 松井計 (@matsuikei) 2019年5月13日
佐藤浩市は「ビッグコミック」のインタビューの最後に「日本は常に「戦後」でなければいけないんです」と語っていた。しかし、安倍応援団のファナティックな攻撃に、マスコミまでが追従している様を見ていると、残念ながら、日本は「戦後」ではなく、すでに「戦前」に突入している、というべきだろう。
— ゆみ (@yumidesu_4649) 2019年5月13日
俳優の佐藤浩市さん叩いてる安倍信者はちょっと異常だ。映画の役で「緊張で下痢になる総理大臣」をやるという話をしただけなのに、やれ安倍総理批判だ、やれ難病の人に失礼だとおかしな方向に飛躍する。一言もそんな話しとらんのにな。だから信者なんだよ。https://t.co/u0hU5NwIQ3
— あべしっ (@ryouma3da) 2019年5月13日
もはや首相という公人に対する批判すら許さないという、ナチスのような体制に日本が近づいている。
佐藤浩市が“首相を揶揄” ネット上で批判 漫画誌インタビュー記事(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース https://t.co/Y5FI6s8K8I
— 宙(Sora) (@Ginga_sora) 2019年5月13日
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