*外務省より
ロシアのラブロフ外相と河野太郎外務大臣による日ロ外相会談が行われましたが、大きな進展が無いまま終了となりました。
今回の外相会談は北方領土返還に向けた意見調整が目的でしたが、両外相は北方領土の主権の問題でこれまでの主張を繰り返すにとどまり、具体的な合意は無かったと発表されています。
また、日本が配備を進める陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を巡り、ロシア側は安全保障上の懸念を表明。日本側は「純粋に防衛的なものだ」と反論するも、ロシアは配備の中止や見直しを強く主張して意見は平行線状態となりました。
結果的に今まで決めた経済連携や貿易協定を再確認しただけとなり、来月29日の日ロ首脳会談に丸投げの形となっています。
次回の日ロ首脳会談で安倍首相は北方領土の一部返還を主張すると見られていますが、ロシア側の反応から厳しい内容になる可能性が高いです。
イージス・アショア巡り応酬 日露2プラス2 平和条約交渉の「後押し」には遠く
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190530-00000098-mai-pol
日露両政府は30日、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を東京都内の飯倉公館で開いた。日本が配備を進める陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を巡り、ロシア側は安全保障上の懸念を表明。日本側は「純粋に防衛的なものだ」と反論し、溝は埋まらなかった。北朝鮮に非核化を求める方針では一致した。
北方領土問題を含むロシアとの平和条約交渉として、4回目となる河野外務大臣とラブロフ外相の会談が東京で行われました。両外相は来月29日に日ロ首脳会談を行うことを確認し、それに向けて、北方領土での共同経済活動の具体化を急ぐことで一致しました。
速報:ラブロフ外相は31日、河野太郎外相との共同記者発表で、日ロ首脳会談が6月29日に大阪で開かれると述べた。(共同) https://t.co/OCQGTqeJMM
— 47NEWS (@47news) 2019年5月31日
【日ロ首脳、6月29日に会談】
河野太郎外相は日ロ平和条約締結に向け、ロシアのラブロフ外相と東京都内で会談。6月29日に大阪で首脳会談を行う方向で最終調整することを確認しました。
記事はこちら⇒https://t.co/QRCfLKqNhS pic.twitter.com/yQl9LFwD5z
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) 2019年5月31日
四島経済活動、11日作業部会 日ロ外相会談、6月合意へ調整 首脳会談は29日https://t.co/W82H6shKR5 pic.twitter.com/Ez5ABbUGSV
— 北海道新聞 (@doshinweb) 2019年5月31日
北方領土問題を含むロシアとの平和条約交渉で、4回目となる河野外務大臣とラブロフ外相の会談が東京で行われ、来月のG20大阪サミットの際に予定されている日ロ首脳会談に向けて、北方領土での共同経済活動など幅広い分野で意見を交わしたものとみられます。https://t.co/79UXdGyE0o
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) 2019年5月31日
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