イランの精鋭部隊「革命防衛隊」がイランの領空を飛行していたアメリカ軍の無人偵察機を撃墜したと発表しました。アメリカ軍の無人偵察機が撃墜された場所はペルシャ湾に面した南部ホルムズガン州の上空で、革命防衛隊は「イランの領空でスパイ活動を行っていたところを撃墜した」としています。
これに対してアメリカ政府も無人偵察機が撃墜された事実を認めた上で、「イランの上空を飛行していたという主張は誤りだ。これは、国際空域でのアメリカの偵察機に対する不当な攻撃だ」と反発。イランへの偵察行為は行っていないと強調し、撃墜は不当な攻撃だとして強く反発しています。
アメリカのトランプ大統領は記者会見でイラン攻撃を示唆するコメントを出しており、同時にこの事態への報復措置として、トランプ大統領はイランのレーダー施設やミサイル基地に対する軍事攻撃をいったん承認しました。
現在もアメリカ軍の航空機や艦船が総攻撃に向けて配置に付いてる状態で、イランとアメリカの緊張状態が急激に高まっています。
アメリカの主要メディアは、トランプ大統領が大型無人偵察機を撃墜したイランに対する報復攻撃をいったん承認し、アメリカ軍も配置についたと報じました。その後、承認は撤回され、攻撃は行われなかったということですが、両国の緊張が高まっているだけに、アメリカの対応に一層注目が集まっています。
JUST IN: Asked whether he would strike Iran in retaliation for downing a US drone, Pres. Trump says: “You’ll soon find out.” https://t.co/7VO0Jne8eT pic.twitter.com/HH6ZQhT0qP
— ABC News (@ABC) 2019年6月20日
イラン革命防衛隊 アメリカの無人偵察機「グローバルホーク」撃墜
イランの国営放送は20日夜、無人偵察機を撃墜した瞬間とする映像を放送しました。
映像では、地対空ミサイルが発射されたあと、無人偵察機とみられる白い物体が炎につつまれ、赤く光る様子が写っています。https://t.co/ifuuOhnLE4 pic.twitter.com/UmwqDKO73I— NHKニュース (@nhk_news) 2019年6月20日
イランが米国の無人偵察機を撃墜したとする瞬間の映像。 pic.twitter.com/JGapc6Jluk
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2019年6月21日
#イラン が米 #無人機 撃墜。誤射かも、と #トランプ大統領。 pic.twitter.com/sO8pCUKWnM
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2019年6月21日
イランの革命防衛隊が、イラン領内に入った米国のドローンを撃墜したとの発表、米側の発表含め情報収集する。
緊張が更に高まる恐れも pic.twitter.com/sYiIcTFUAc— 佐藤まさひさ(正久) (@SatoMasahisa) 2019年6月20日
事態が切迫しているときだ。領空侵犯していない無人機をイランが撃墜するだろうか。「無人偵察機は「飛行中はいかなるときも」イランの領空を侵犯していなかった」とのアメリカの反論が信用できるのか。火のない所に煙を立てるのがアメリカのやり方だ。https://t.co/CGthKKlh9a
— Holmes#世論の理性 (@Holms6) 2019年6月21日
これ攻撃が行われていたら、一体、首相は何しにイランに行ったのかって
なると思う。https://t.co/7vuphDf7tj— 後藤圭介 (@karasu302005) 2019年6月21日
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