中国への返還から22年の日を迎え、香港では再びデモ運動が激化しています。7月1日は香港全土で大規模な抗議運動が行われ、一部のデモ隊が議場内部に侵入しようと入口付近を破壊。これを鎮圧しようとした警官隊がデモ隊と衝突し、今も各地で騒然となっているところです。
デモ隊は中国への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の廃案を求めており、今後も廃案が行われるまで抗議運動を継続するとしています。香港の衝突に中国政府も懸念を示していることから、長期化すればアジア全体に問題が波及しそうです。
中国返還記念日を迎えた香港 デモ隊が議会へ突入はかり機動隊と衝突
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/07/post-12435.php
香港が中国に返還された記念日にあたる1日、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正に反対するデモ隊が、金属製のカートを入り口に打ち付けるなどして、議会にあたる立法府への突入を試みた。
100人以上の機動隊員が警棒で参加者を殴りつけたり、催涙スプレイを使用するなどして抗議デモの封じ込めを図っている。
先月には、条例改正に反対する数百万人がデモに参加。警官隊は催涙ガスを使ってデモ隊の強制退去を図った。
香港が中国に返還された記念日にあたる1日午後5時現在(日本時間)、デモ隊が議会への突入を試みている。 pic.twitter.com/KSpz4SdbkP
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2019年7月1日
香港 再び緊張高まる
容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正案をめぐって、抗議に集まった人たちが議会にあたる立法会に押し寄せ、建物のガラスなどが割れ、警官隊とにらみ合っており、緊張した状況が続いています。https://t.co/EQmOgHUaHt pic.twitter.com/2h2fupeyqo— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月1日
刑事事件の容疑者を中国本土の司法当局に引き渡せるようにする、「逃亡犯条例」改正案の「完全撤回」を求める大規模なデモが香港で行われています。オリジナル版は→https://t.co/jvMsT817tC pic.twitter.com/b9EnyiYp1S
— 毎日新聞映像グループ (@eizo_desk) 2019年7月1日
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