参議院選挙の開票作業が終了し、選挙結果が出揃いました。
選挙区と比例代表を合わせた124の改選議席は自民党が57議席となり、公明党の14議席と合わせて、与党側が過半数を抑えています。野党陣営は候補者を一本化した選挙区で勝利が多く、全国に32ある「1人区」は野党が10議席を獲得。
政党別の議席数は立憲民主党が17議席、国民民主党が6議席、共産党が7議席、社民党が1議席、れいわ新選組が2議席となりました。その他の政党や政治団体だと、日本維新の会が10議席、NHKから国民を守る党が1議席となっています。
与党は自公で過半数を維持していますが、最大の目標としていた3分の2議席には届かず、自民・公明両党と日本維新の会をあわせた改憲勢力の総数でも4議席不足していました。
NHK開票速報
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/sangiin/2019/
21日投票が行われた参議院選挙で、自民・公明両党は、改選議席の過半数を上回る71議席を獲得して勝利し、安倍総理大臣は引き続き安定した基盤のもと政権運営にあたることになります。ただ、自民・公明両党と日本維新の会をあわせた憲法改正に前向きな勢力は、85議席に届かず、憲法改正の発議に必要な参議院全体の3分の2を維持できませんでした。これに対して野党側は、焦点の全国32の1人区で前回並みの10議席を獲得し、候補者の一本化が一定の成果をあげたとしています。
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