*アメリカ艦隊
中東のホルムズ海峡に派遣予定の有志連合軍について、アメリカ政府と日本政府の協議が開始されました。
7月22日に日本を訪問しているボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)が河野太郎外相や岩屋毅防衛相と相次いで会談し、日本の方針を確認したと報じられています。詳しい協議内容は不明ですが、アメリカから日本に有志連合軍への参加要請があった可能性が高いです。
岩屋防衛大臣は記者会見で「全体としての緊張はとけていない。ただ、すぐに自衛隊を派遣するような状況にはない」と述べ、現時点での参加は考えていないと強調していました。
ただ、将来的な派遣に含みを持たせた発言だと言え、アメリカの要請を拒否したわけではないと見られています。
ボルトン氏、有志連合で河野外相らと協議
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47633410S9A720C1MM8000/
日本を訪問しているボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は22日、河野太郎外相や岩屋毅防衛相らと相次いで会談した。イランや北朝鮮など地域情勢をめぐって意見交換した。日本側の説明によると、ホルムズ海峡を航行する民間船舶の安全確保をめざして米国が同盟国に協力を呼びかけている有志連合などを巡って協議した。
イラン情勢が緊迫する中、ホルムズ海峡の安全確保のため、アメリカが検討している有志連合の構想について、岩屋防衛大臣は、直ちに自衛隊を派遣する状況にはないとする一方、今後の対応は、全体状況を見極めながら判断する考えを示しました。
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